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デフトーンズのフロントマンであるチノ・モレノはバンドのギタリストであるスティーヴン・カーペンターが主張する天動説やワクチン説について自身の見解を語っている。

昨年、スティーヴン・カーペンターは陰謀論者として知られるサム・トリポリのポッドキャストにゲスト出演した際の発言が大きな批判を浴びている。彼は天動説を支持し、ワクチンの効果に疑問を呈している。

「もっと話題になってないことに驚いているよ……何度かはあったのかもしれないと思うけどさ」とチノ・モレノは『ザ・ピア・プレジャー』のポッドキャストに出演してスティーヴン・カーペンターの考えについて語っている。「でも、少しの間はつらかったよ。というのも、10歳の頃からの友人だから当然だよね。それにずっとああいう感じだったわけじゃないんだ」

チノ・モレノは次のように続けている。「多分、彼の陰謀論とかそういうものにはマリファナが関係しているに違いないと思うね。だって、自宅でくつろいでいて、見てたサイトかなんかに載っていたんじゃないかな。吸わずにはいられなかったんじゃないかと思うよ」

チノ・モレノは「自分たちが一緒にいる時はあの手のことは喋らないんだ」と語っている。「音楽を演奏して、笑い合い、とても楽しい時間を過ごすんだ。子どもの頃と同じように友人のままなんだ」

「でも、彼がああいう話をし始めたのを聞いたこともないという感じなんだ。2分も聞かされたら無理だろうね。要領を得ないわけだからさ」

チノ・モレノはスティーヴン・カーペンターの「世界観」について「ちょっと変わっている」としつつも彼のことを「大好き」だと語っている。

「彼は本当に誠実な奴なんだ。頭もいいし、愛すべき男なんだよ。全人生を通して会った中でも最も寛大な人物の1人だと思うよ」

コメントへの批判についてチノ・モレノは次のように語っている。「意見を持つのは勝手だけど、それを口にした時の顛末は分かっておかないといけない。多くの人にひどいことを言われるってことをね」

「胸にしまっておけるなら何を信じたっていい。彼のことを思って言っているんだ。聞きたくないから黙ってろと言っているわけじゃないんだ。笑い者になるのが嫌だったら突飛なことは言わないほうがいいと言っているんだよ」

「でも、彼の言ったことがネガティヴな場所から出てきたものではないとは言えるよ。彼は社会について気を揉んでいるんだ」

批判を受けた後、スティーヴン・カーペンターは自身の発言について「誰かを怒らせるつもりはなかった」として、「自分の意見を述べただけだ」と語っている。

デフトーンズは2021年8月に予定されていた北米ツアーを2022年に延期している。

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