ザ・ビートルズの新たなドキュメンタリーのために映像作家がファンに協力を求めている。
サイモン・ワイツマンという人物は『ヒア、ゼア&エブリウェア』と題した作品を編集して公開するためにファンの協力を求めており、クラウドファンディングを立ち上げている。彼は同作について「ファンからザ・ビートルズへのラヴレター」と評している。
本作はザ・ビートルズの音楽を生きながらえさせるのにファンと音楽愛好家が果たした役割を掘り下げたもので、ジョン・レノンの妹であるジュリア・ベアード、アーティスト/ミュージシャンのクラウス・フォアマン、リヴァプール港にあるザ・ビートルズの銅像を手掛けたアンドリュー・エドワーズ、『マッド・デイ・アウト』の著書で知られるトム・マーレイらがインタヴューに応じている。
このプロジェクトについてサイモン・ワイツマンは次のように語っている。「『ヒア、ゼア&エブリウェア』は全世代のファンのために全世代のファンによって作られた長編ドキュメンタリーで、50年以上にわたって全盛を極めたザ・ビートルズのファンの世界を祝福するものです」
「ミュージシャンや作家、アーティスト、専門家、コレクター、ザ・ビートルズの友人や家族による逸話やパフォーマンスなど様々な映像によって構成されます。最初期の現場にいたファンから21世紀に改めて発見した10代のファンまで、『ヒア、ゼア&エブリウェア』は究極のファンによるファミリー・アルバムです。ザ・ビートルズのファンのファミリーが団結して史上最高のバンドにラヴレターを届ける機会となるのです」
彼は次のように続けている。「数百時間の素材に取り組んできましたが編集を完成させて、音楽や写真、アーカイヴの権利をクリアにして、ダウンロード・バージョンや限定のDVDやBlu-ray、特別な特典を制作するために私たちは資金を募っています」
サイモン・ワイツマンは総額約700万円を募集しており、記事執筆時点で79%を達成している。募集は10月28日まで受け付けられている。
https://www.indiegogo.com/projects/here-there-everywhere#/
「最終的にはファンが楽しめ、参加したと思ってもらえ、クラウドファンディングにまで突入することになった映画を届けたいと思ってもらえるかどうかなのです」
ザ・ビートルズはピーター・ジャクソンが監督した『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』が日本でもディズニープラスで11月25日、11月26日、11月27日に配信される。
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