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マドンナが、12月14日のマンチェスター公演でのライヴ遅延で物議を醸したことについて声明を発表している。同公演では1時間遅れてステージに立ったマドンナに対してブーイングが浴びせられていた。

マドンナは「レベル・ハート・ツアー」の一環として12月14日にマンチェスター・アリーナでライヴを行ったが、機材トラブルで開演が遅れている。

『マンチェスター・イブニング・ニュース』紙が伝えるところによると、待ち疲れた多くのファンがマドンナにブーイングを浴びせた。これに対し、マドンナはファンに「ビッチどもは黙ってちょうだい」と暴言を吐いたという。

今回、マドンナはフェイスブックに声明を発表し、サウンドチェックの最中にビデオがクラッシュし、再起動するのを待つためにライヴ開始が遅れたのだと強調した。

マドンナはまた、セットリストから3曲をカットしたにもかかわらず、会場の終了予定時間を過ぎたために罰金を支払ったことも明らかにしている。

マドンナは声明で次のように述べている。「事実:皆さんが結論を急ぐ前に言わせて! サウンドチェックをするために会場に着いたら、ショウで使うビデオが全部クラッシュしてたの。バックアップ・ファイルも使えない状態だった。だから再起動して、なんとかうまくいきますようにって祈るしかなかったの。ショウでは照明の75%にビデオの明かりを利用しているの。真っ暗な中で演奏するわけにはいかなかったのよ。再起動できて、9時30分にスタンバイしたけど、予定より遅れたわ。開演前に何曲かのカットも決めなきゃならなかった。“Dress You Up”がそのうちの1曲で、それから3曲目のギターソングもカットしたわ。それでも終了予定時刻の11時を過ぎちゃった! でも、私たちは、会場側がなんとか許してくれた11時39分まで続けたの! だけどライヴ終了時刻を決めたのは私ではなく、会場側だった! 早く終わらせようと、常にプレッシャーをかけてきたわ。だから最後の3曲が演奏できなかったのよ! その点についてはごめんなさい。そして、この『レベル・ハート・ツアー』に来てくれたファンが理解してくれたことに感謝するわ! 私たちはベストを尽くしたの! 罰金だって払ったのよ! でも、これが人生。追伸:ショウ自体は素晴らしかったはずよ。カットしたのだって、たった12分間だし!! 『レベル・ハート・ツアー』は続くわ」

マドンナがライヴ遅延について観客に説明しているビデオはこちらから。

一方、「レベル・ハート・ツアー」のパリ公演の後、マドンナは、パリ同時多発テロ事件で亡くなった方々に対して追悼の意を次のように語っている。「わたしたちは恐れて身をかがめたりしないわ。約4週間前に起きたことについて今も考えてるの。パリの人々の心や、フランスの人々の心は、他の都市の人々の胸のなかでも脈打っているのよ」

「20歳の時にパリに来たの。そして、ここパリでわたしは音楽を作ろうと決心したのよ。わたしの心のなかにあった種を育ててくれたパリよ、本当にありがとう」

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