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クイーンの“Bohemian Rhapsody”についてリリースから40周年を記念して、英国ナショナル・バレエ団(ENB)や英国王立音楽院、そしてロンドン・トリニティ少年合唱団によるパフォーマンスが行われている。

2人のバレエ・ダンサー、合唱団、英国王立音楽院による弦楽四重奏のパフォーマンスでは、“Bohemian Rhapsody”のオリジナルのミュージック・ビデオや、1975年のクリスマス・イヴに行われたライヴ映像が用いられている。

1975 年のハロウィンにリリースされたこのシングルは、この年12月のクリスマス週に全英シングルチャートで1位を獲得しており、再リリースされた1991年にも再び首位を飾っている。

演奏の映像はこちらから。

クイーンのギタリストであるブライアン・メイは、“Bohemian Rhapsody”の40周年記念について、BBCニュースに次のように語っている。「これについては俺たちみんながすごいことだと感じていて、この曲に俺たちの全身全霊を捧げなくてはと思ったんだ」

「その(制作時の)大変さは、ロック・バンドとして俺たちが全力を出すための絶好の機会だったと思っているよ。だけど、あの壮大で重厚感のあるリフは、フレディ(・マーキュリー)が思い付いたもので、俺じゃないんだ。あれはフレディが左手のオクターヴでピアノを弾いていた時にできたんだ。俺はそれをガイドにしたーーちなみにすごく難しかったけどね、だってフレディのピアノ演奏は並外れて上手いからさ、本人はそう思ってなかったようだけど」

ブライアン・メイは、歌詞の曖昧さについても語っている。「歌詞がいろいろな意味に解釈できるということについて、フレディは面白がっていたと思う。この曲はちょっと変わっているんだ。分析を超越したものだと思っているよ。言い逃れしようとしている訳じゃないんだ。ただ、俺が思うに、だから、人は歌が好きなんじゃないかな。歌っていうのは文章が伝えきれない何かを与えられるものだと思うから」

ブライアン・メイは、この曲について、リリースから40年経っても、彼自身はいまだ「うんざりするということはない」と語っている。「こんなに時が経っても、この曲のことを話題にしたいと思われているなんて、言うことないよ。そういうのを聞くと嬉しいね。この曲がラジオから流れてくれば、ヴォリュームを上げてちゃんと聴く。でもエア・ギターはしないよ。エア・ギターするには歳をとりすぎているからね」

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