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デイヴィッド・リー・ロスは49年に及ぶ音楽キャリアをまもなく引退することを発表している。

デイヴィッド・リー・ロスはロックの大御所が最後のツアーを行う中、その代わりにラスベガスのハウス・オブ・ブルースで最後の5公演を行うことが決定している。公演は大晦日と元旦、1月5日・7日・8日に開催される。

公演のチケットはハウス・オブ・ブルースのウェブサイトで販売されており、450ドル、550ドル、700ドルという3種類のチケットが用意されている。

デイヴィッド・リー・ロスは引退の意向を『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』紙のインタヴューで明かしている。「足を洗うことにしたんだ。引退するんだ。これが初めてにして唯一の正式な発表だよ……ニュースを知ったなら、世界に拡散してくれ」

エディ・ヴァン・ヘイレンは昨年10月にガンとの長い闘病の末に65歳で亡くなっている。デイヴィッド・リー・ロスはその死について「時がいかに短いかを思い知らされることになったよね。俺もそんなに長くはないんだろう」と語っている。

デイヴィッド・リー・ロスは最後の公演について次のように語っている。「自分が届けなきゃいけないものはすべて届けてきた。素晴らしかったし、いい旅路だった。後悔もないし、誰についても何も異論はない。みんなのことが恋しくなるだろうね。元気でいてほしい」

先日、キッスのジーン・シモンズはインタヴューでヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスへの批判と受け取られた発言について謝罪している。ジーン・シモンズはその発言について謝罪しており、「意識の流れ」で語る自身のスタイルのせいだったと述べている。「誰かの気持ちを害するつもりはなかったんだ。たまに口の災いが出てしまうことがあるんだよ」

今年6月、デイヴィッド・リー・ロスは“Giddy-Up”という新曲が公開されている。

“Giddy-Up”は昨年11月にオンラインで公開されたインタラクティヴなコミック『ザ・ロス・プロジェクト』で初公開された楽曲となっている。

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