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ザ・ビートルズジョン・レノンの新たに公開されたインタヴューによればジョージ・ハリスンを解雇して、エリック・クラプトンを加入させる考えがあったことが明らかになっている。

『デイリー・メール』紙によれば、テープには最後のアルバムとなった『レット・イット・ビー』のレコーディング中の1969年1月、ジョージ・ハリスンが一時的に脱退した際にエリック・クラプトンを加入させようとしていたことが録音されていたという。

ジョン・レノンやポール・マッカートニーの曲に較べて自分の曲に関心を持たれないと思っていたジョージ・ハリスンの突然の脱退はポール・マッカートニーやリンゴ・スターを悩ませることになったものの、ジョン・レノンは同情しながらも現実的に対応している。

ジョン・レノンはジョージ・ハリスンの態度について「傷を悪化させてしまったんだ。僕らはより傷を深くさせてしまった。彼にバンドエイドを渡さずにね」と語っている。

ジョン・レノンはジョージ・ハリスンのポジションをエリック・クラプトンが務めることを提案している。「ジョージが来週までに戻ってくることがなかったら、エリック・クラプトンに演奏してもらえるか頼んでみようと思う」

ジョージ・ハリスンはリヴァプールにいる母親に会いに行った後、6日後にスタジオに戻ってバンドと合流している。

これは『レット・イット・ビー』のレコーディングやリハーサルでマイケル・リンゼイ・ホッグが収録した120時間以上の未発表音源と50時間以上の未公開映像から明らかになっている。

120時間以上の未発表音源と50時間以上の未公開映像はディズニープラスで公開されるザ・ビートルズのドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』で使用される。同作は『レット・イット・ビー』の制作を追ったもので、ロンドンのサヴィル・ロウで行われた最後のライヴが全編収録される。

『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はそれぞれ2時間の長さの3部作のドキュメンタリーとして11月25日、11月26日、11月27日に配信される。

「いろんな意味においてマイケル・リンゼイ・ホッグによる卓越した映像は様々な筋書きを捉えています」と監督のピーター・ジャクソンは語っている。

「友人の物語であり、個々人の物語です。それは人間の弱さの物語であり、神聖な人の繋がりの物語でもあります。プレッシャーの中で名曲を作ったり、1969年初頭の社会情勢の雰囲気であったり、創造的なプロセスを詳しく見せてくれます。しかし、それはノスタルジーではありません。生々しく、赤裸々で、人間らしいのです。6時間以上に及ぶ映像では考えられなかった近さでザ・ビートルズを知ることになるでしょう」

彼は次のように続けている。「ザ・ビートルズ、アップル、ディズニーには語られるべき在り方でこの物語を提示させてくれたことに感謝しています。私は3年近くこのプロジェクトに没頭してきましたが、世界中の人々にこれを見てもらうことに興奮しています」

3部作のドキュメンタリーの配信に先立って公式書籍『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』は10月12日に刊行される。本書にはレコーディング・セッションの120時間に及ぶ音源から起こした会話も掲載され、リンダ・マッカートニーとイーサン・A・ラッセルのアーカイヴから未公開の多数の写真も掲載される。

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