Tom Oxley

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サム・フェンダーは来たるニュー・アルバム『セヴンティーン・ゴーイング・アンダー』より新曲“Spit Of You”が公開されている。

“Spit Of You”はタイトル曲“Seventeen Going Under”や“Aye”、“Get You Down”、“Howdon Aldi Death Queue”に続く楽曲で、父親との関係について歌った「深遠で誇りに思う楽曲」だと説明されている。

「“Spit Of You”は少年とその父親についての曲なんだ」とサム・フェンダーは語っている。「自分自身の父親との関係なんかが基になっている。お互い男として膠着状態のままコミュニケーションするのに葛藤しているんだ」

「子どもは親とそう大して変わらないということについてでもある。20代になって父親の中に自分を見出すことが多くなった。特に頑固なところとかはね」

彼は次のように続けている。「曲の後半は祖母が亡くなった時の父親について歌っている。息子としての父親を見て、それが父親といた自分の時間を思い出させてくれるんだ。いずれにせよ、父への愛の宣言だよ」

サム・フェンダーはブラムウェル・ブロンテのプロデュースによる新作について次のように語っている。「このアルバムは大人になるまでの物語なんだ。成長することについてだよ。苦悩を経て、人生を、生き残っていることを祝福するんだ」

サム・フェンダーは昨年セカンド・アルバムについて『NME』にデビュー・アルバムより「ずっといい」と語っていた。

「歌詞の面でファーストは外向きだったけれど、今度のアルバムは僕自身、ノース シールズ、友人や家族についてなんだよ。すごく地元を歌っているんだ」

「名声とかは扱ってないよ。そういうことは書かないようにしているんだ。名声とは距離を置こうとしているからね」と彼は続けている。「セカンド・アルバムはファースト・アルバムよりもずっといいと思うよ」

サム・フェンダーは先月開催されたリーズ・フェスティバルでデクラン・マッケンナと共演を果たしている。

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