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ザ・ローリング・ストーンズはチャーリー・ワッツが亡くなってから初となるインタヴューで「大きな損失」だと語っている。

チャーリー・ワッツは8月24日に享年80歳で亡くなっており、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられている。

ザ・ローリング・ストーンズは9月20日に行った2021年初となる公演をチャーリー・ワッツに捧げている。「全員、すごくチャーリーのことを惜しんでいるんだ」とミック・ジャガーは語っている。「バンドとして彼のことを惜しんでいる。友人としてステージ外でも彼のことが惜しいんだ」

米『ローリング・ストーン』誌による新たなインタヴューでミック・ジャガーはチャーリー・ワッツのいた時代を振り返り、「長きにわたってバンドをまとめてくれたんだ」と述べている。

「チャーリーについて言えるのは常にそこにいて、美しく演奏して、何をすべきか喜んで語ってくれるということでね。どうすればよりよくできるかっていうね」とミック・ジャガーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「長きにわたってバンドをまとめてくれたんだ、音楽的にね。彼の周りを人が取り囲む要だったんだ。彼がもたらしてくれたのは多くのバンドが求めるスウィングと逸脱だったんだ」

彼は次のように続けている。「最後の数年はバンドに起きていることについて、いい会話をしてきた。僕ら全員にとって大きな損失だね。本当にものすごく厳しいよ」

キース・リチャーズはチャーリー・ワッツの「素晴らしいユーモアのセンス」を次のように振り返っている。「俺は彼に笑わせてもらうのが大好きだったんだ。ツボに入ったら止まらないんだ。世界でも最も笑えるんだよね」

ザ・ローリング・ストーンズはチャーリー・ワッツの代役を務めているスティーヴ・ジョーダンについて「チャーリーを非常に敬意を払っている」と述べている。「彼は曲を聴いて、宿題をやってきてくれたんだ」

「チャーリーがどうやっているかについて話をする時は、まずオリジナルの音源を聴いて、そしてライヴ・バージョンを聴くんだ」

また、ザ・ローリング・ストーンズは亡くなったチャーリー・ワッツに捧げた“Living in the Heart of Love”のミュージック・ビデオが公開されている。

ザ・ローリング・ストーンズは9月26日のセントルイス公演から13公演に及ぶツアーを開始することが決定している。

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