メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは、「2015年の出来事トップ10」をリスト化した手書きのメモをバンドの公式サイトに公開している。
このリストには、ポップ界のスーパースター、ジャスティン・ビーバーがメタリカのTシャツを着たこと、メタリカのニュー・アルバムを収録中に「史上最高のギターサウンドを出せたこと」、ロバート・プラントと会えたこと、ペッパー・キーナンがコロージョン・オブ・コンフォーミティに復帰したことなどが含まれている。
ジャスティン・ビーバーは、メタリカのTシャツを着たことで6月にバッシングを受けている。
ジャスティン・ビーバーは、ダボダボの黒いメタリカのTシャツとつば広の黒いハットを着用した写真をインスタグラムに投稿していた。これが引き金となって、彼はインスタグラムのユーザーから「そのシャツを脱げ、お前にはふさわしくない」などの暴言を浴びせられることとなっている。「お前はメタリカを侮辱した」、「メタリカは大好き、ジャスティン・ビーバーは大嫌い」といったコメントが寄せられることになっている。
インスタグラムへの投稿は以下の通り。
2013年の『Q』誌で、メタリカのメンバーは「ビリーバー(ジャスティン・ビーバーのファン)」か、と訊かれている。ジェイムズ・ヘットフィールドは、「俺たちがビリーバーかって? そうだよ」と答えている。また、ドラマーのラーズ・ウルリッヒは次のように語っている。「彼を尊敬しているのに、ビリーバーにならずにいられるか? 俺はあの子には本当に才能があると思うし、若い頃からあんな経験をしなけりゃならなかったのは明らかに心が揺さぶられたと思うよ。彼がまだそこにいて、キャリアを続けているという事実には敬服するし、すごく才能があるんだね。だから、俺はビリーバーみたいなもんだと思うよ。彼が“One”を好きなら、リアム・ギャラガーも彼を好きだ。オーケー、ほらね」
ベーシストのロバート・トゥルージロは「彼がトラブルから距離を置く限り、俺はビリーバーだろうね」と発言している。
2013年には、ジャスティン・ビーバーがバックステージでメタリカの“Fade To Black”を即興でカヴァーしている様子のビデオが公開されている。15秒の映像には、1984年のメタリカの名曲のギターソロ部分を、彼がエアギターをしながらメロディーを歌っている映像が収められている。
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドによる10大ニュースは以下の通り。
―重要度は順不同―
1.まだ生きていること!!!
2.ニュー・アルバムの収録中に史上最高のギターサウンドを出せたこと3.子供たちの成長を見られること 特にキャスターが188cmの俺より背が高くなったこと
4.ロバート・プラントと会えたこと
5.ジェリー・カントレルと娘のカリが共演したこと @A.F.A.C.のライヴ
6.バロネスの『パープル』
7.飛んでいるヘリコプターの窓を開けて308口径スナイパーライフルを撃ったこと
8.ペッパー・キーナンがコロージョン・オブ・コンフォーミティに復帰したこと
9.ヨーロッパ、ロシア、イギリス、アメリカ、カナダ、ブラジルのファンにステージからライヴを届けられたこと
10.ジャスティン・ビーバーがメタリカのTシャツを着たこと!
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