メタリカは『ブラック・アルバム』こと『メタリカ』の30周年を記念とした新刊『ザ・ブラック・アルバム・イン・ブラック&ホワイト』を刊行することを発表している。
メタリカは“Enter Sandman”、“Nothing Else Matters”、“Sad But True”といったシングルを収録した通算5作目の『メタリカ』を1991年8月にリリースしている。
先日、アルバムの30周年を記念してセイント・ヴィンセントやロイヤル・ブラッド、サム・フェンダーら、豪華アーティストが同作の曲をカヴァーした『メタリカ・ブラックリスト』がリリースされている。『メタリカ』の再発も行われている。
今回、新刊『ザ・ブラック・アルバム・イン・ブラック&ホワイト』が10月19日にリール・アート・プレスより刊行されることが発表されている。
「メタリカとフォトグラファーのロス・ハルフィンによる公式のコラボレーションは史上最も売れたアルバムの一つを記念したもので、これまで発表されなかった過去の写真が掲載されます」と説明文には書かれている。
「ロス・ハルフィン、ジェイムズ・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ、ジェイソン・ニューステッド、ロバート・トゥルヒーヨによる序文も掲載されます」
ロス・ハルフィンはノース・ハリウッドのワン・オン・ワン・スタジオで行われた『ブラック・アルバム』のセッションを撮影し、その後1991年から1993年まで行われたツアーで大量の写真を撮影している。
プレス・リリースによれば、「バンドの独自のポートレートに加え、壮絶なライヴのスケジュール、楽屋、リハーサル、インタヴュー、バンドのミーティング、移動などが記録されている」という。
ロス・ハルフィンは次のように述べている。「いろんな場所に行っては写真を撮っていましたが、ヴァイブのあるところで立ち止まっていました。みなさんにも分かってもらえると思いますが、本書はヴァイブに関するものなのです」
ラーズ・ウルリッヒは次のように続けている。「曲とレコーディング音源がまとまる頃には自信の高さは最も高くなっていて、自分たち自身に、写真を撮られてどう見られるかということに関しても満足していました」
先日、ラーズ・ウルリッヒはバンドの新作の可能性について改めて語り、「ある程度の制作は行っている」と述べている。
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