Stageverse

Photo: Stageverse

ミューズはVR体験『ミューズ:エンター・ザ・シミュレーション』の詳細を発表している。

ステージヴァース(Stageverse)とのコラボレーションとなるこのVR体験は2019年の『シミュレーション・セオリー』ツアーのマドリッド公演を基にしたもので「インタラクティヴなスタジアム体験」として堪能できるという。

ステージヴァースのアプリをインストールすることで無料で体験可能で、日本時間9月22日午前8時から配信される。

トレイラー動画はこちらから。

アバターによって友人と一緒に参加することも可能になる。

「『シミュレーション・セオリー』はプログラミングとテクノロジーにおいて人間の役割を再定義する体験を生み出すことについての作品だった」とミューズのフロントマンであるマシュー・ベラミーは語っている。

「ファンが『シミュレーション・セオリー』の世界に没入して、ステージヴァースが提供するものを最大限活用してもらうのが待ちきれないよ」

ステージヴァースの共同創業者でCEOのティム・リッカーは次のように続けている。「私たちはデジタルのアイデンティティとカルチャーが生き続けていく空間を作ることに集中してきました。それは高品質でプレミアムな体験から始まります」

「その結果、ミューズやファッション・ブランドのバルマン、アーティストのシャンテル・マーティンといった先進的なパートナーを魅了してきました。彼らは自分たちのコミュニティに質の高いメタ空間を提供しようとしています。NFTエコノミーとマーケットプレイスを展開することで全面的にコミュニティにおける資本主義も解禁していく予定です。顧客はデジタルのアイデンティティやグッズを所有することで参加者となり、自身の価値を生み出して投資していく動機が生まれるでしょう」

ミューズは『オリジン・オブ・シンメトリー』の20周年を記念して、同作のリミックス・アルバムを今年6月にリリースしている。

昨年10月、マシュー・ベラミーは既に新作の楽曲を書き始めたと語っている。

「抗議運動と混乱が始まった時に書き始めたんだ」と彼は語っている。「変な言い方かもしれないけど、自分の書いている曲と合っていたんだ。ちょっとイライラしていたんだ」

マシュー・ベラミーは『NME』に新作の楽曲を書くために物静かな故郷のデヴォン州ティンマスに戻ることを考えていることを明かしている。

「すべてをリセットして、元々の場所に戻るというアイディアは気に入っているんだ」と彼は語っている。「物理的に故郷に帰って、出発点でやっていたように戻ってみるっていうね。渡航制限次第だけど、来年はアルバムを作るためにスタジオに入って、その後、ツアーを行うことになりそうなんだ」

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