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カーリー・レイ・ジェプセンは自身のヒット曲“Call Me Maybe”の10周年を記念して、ポップ・シンガーとして急成長する中での自身の逸話を明かしている。

2011年9月20日にリリースされた“Call Me Maybe”はEP『キュリオシティ』に収録され、その後アルバム『キス』に収録されている。「自分のささやかな人生における落雷」だったと評する“Call Me Maybe”は世界各国のチャートでトップに立っている。

ソーシャル・メディアでカーリー・レイ・ジェプセンは“Call Me Maybe”のリリース前となる駆け出しの時期にウェイトレスとして働いていたと述べている。ある日、自身がウェイトレスとして働いているのを気づかずに、自身の初期の楽曲がラジオでかかったことについて12人のお客がからかっているのを聞いたという。

「その夜、彼らが去る前にレシートを印刷して、その裏に大文字で自分の名前をサインしました。そして、こう言いました。『今夜は私に世話をさせてくれて、ありがとう。みなさんが大ファンだというのを聞いたから、レシートの裏にサインしたわ』とね」

「彼らはものすごく驚いて、私たちは笑いながら、普段よりちょっと多めのチップをもらったかもしれません。要は夢を諦めないでほしいということです。3ヶ月も経たない内に“Call Me Maybe”がリリースされて、この曲にも彼らがイライラしたことを願っていると言わせてください」

カーリー・レイ・ジェプセンは“Call Me Maybe”をきっかけに「様々な国で楽しい動画やふざけたダンス、素敵な夜」が生まれたことにファンに感謝している。

「この曲の飛躍によってみなさんは私の世界と私の気持ちを開いてくれました。みなさんには感謝しきれません」

カーリー・レイ・ジェプセンはその後『エモーション』、『デディケイティッド』、『デディケイティッド・サイドB』という3枚のアルバムをリリースしている。昨年、カーリー・レイ・ジェプセンはロックダウンの間に長年のコラボレーターであるタヴィッシュ・クロウとアルバムを作ったと語っていた。

「タヴィッシュと私で隔離期間のアルバムを作ったの。まったく違う作品で、楽しかったわ。Zoomやなんかでやらなきゃいけなくて、チャレンジだったけど、楽しかった。そうやっていつもとは違う形で書いたの」と彼女は語っている。

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