先月パリ同時多発テロによってイーグルス・オブ・デス・メタルのライヴ会場で89人が亡くなったことを受けて、バンドのファンたちが、心あたたまる応援メッセージを投稿し、それに対してバンドは「誇りに思う」し、「恐縮してるよ」と述べている。
2分間のビデオの中では、ファン・コミュニティ「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ・ファミリー」のフェイスブック4000人強のメンバーのなかから、世界中のファンが順番にカメラの前で、イーグルス・オブ・デス・メタルのメンバーとクルーに向けてそれぞれの愛と応援の気持ちを表現している。この映像は、パリ同時多発テロからちょうど1ヶ月に当たった日曜日に投稿されている。
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマン、ジョシュ・オムはイーグルス・オブ・デス・メタルのメンバーでもあるが、ライヴに出演することは少なく、パリでのライヴの際も出演していなかった。
「パリで人間と自由が悲惨な襲撃を受けたあと、私たちの友人たち、同僚たち、そして世界中の優しい心は、あなたが愛した人とあなたを愛していた人のために、私たちが理解できないほど傷ついているのを知っています」と、ファンがカメラに語りかけている。「また、私たちファミリーの基本的価値観の精神により、あなたがひとりではないことを知ってほしい。私たちはあなたがやることすべてに感謝しているし、私たちはあなたの無事を嬉しく思っています。お悔やみ申し上げます。でも、最も大切なのは、私たちもあなたのことを愛しているということです」
ジョシュ・オムは12月14日にこのビデオをインスタグラムでシェアして次のように書いている。「俺はグループのなかでこれを見た最初の方の一人じゃないかな。このビデオにどのような気持ちにさせられたかは言葉で表すのがとても難しいよ。あなたたちのなかで、あなたたちの一部として、あなたたちのなかの一人でいられることを誇りに思ってる。優しくて思いやりのある贈り物をありがとう。本当に嬉しいよ。すべてをもってお礼を言いたい。みんなには恐縮してるよ。みんなに畏敬の念を抱いてる。みんなで一緒になってやってくれたんだよね? 俺はこの優しさの贈り物を一生忘ないよ。ありがとう」
ファンによるビデオはこちらから。
イーグルス・オブ・デス・メタルは、12月7日にパリで行われたU2のライヴに出演した後、ライヴ活動を再開すると声明を発表している。
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