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マイ・ケミカル・ロマンスは9/11から20年を迎えたことを受けて、その翌日にバンドを結成することになった経緯を説明している。

フロントマンのジェラルド・ウェイは米同時多発テロ事件を受けて、居ても立っても居られずに“Skylines And Turnstiles”を書いたことで知られている。

インスタグラムに投稿したメッセージでマイ・ケミカル・ロマンスは次のように述べている。「関係各位の方々へ。2021年で9/11の事件から20年となります。それを受けて9月12日にマイ・ケミカル・ロマンスも20周年を迎えました。これを読んでいる多くの人々と同様、9/11は私たちの人生を変え、意識のあらゆる側面に影響を与えました。あの恐ろしい出来事で目撃したこと、体験したことの直接的な結果としてマイ・ケミカル・ロマンスを始めました。あの日、世界は変わり、翌日に私たちは世界を変えようと着手し始めました」

「マイ・ケミカル・ロマンスは常に個々人以上の存在となりました。バンドが活動を止めてからもマイ・ケミカル・ロマンスはその作品を世に広げ、『生き続けろ!』というメッセージを生きています。現在、私たちはみんな歳を取り、賢くもなりましたが、電話を聞いて始めた時の場所にもいまだにいます。この20年間は癒やしを求め、埃を払い、再び立ち上がって、最大限生きていくための期間でした。この重要な節目であの日やあの日以降に亡くなった人のことを考えましょう。彼らだったら自分たちに今日どうしていてほしいと思うかを考えて、愛する人とその思い出に寄り添ってください」

「誇りをもって本当の自分を生きているだろうか? お互いにやさしく共感できているだろうか? クリエイティヴでユニークで個性的でいられているだろうか? 昨日の自分よりよくなれているだろうか?」

「迷った時は愛が答えになることを私たちは知りました」

「愛を示し、私たちと共に歩んでくれたことに感謝します。共にあることで強くなれました。共にいてくれたことに感謝しています」

2019年、ジェラルド・ウェイはマイ・ケミカル・ロマンスを結成したことが米同時多発テロから立ち直るための「セラピー」になったと語っていた。

「9.11が発生した後で、僕はもう一度ギターを手に取って“Skylines And Turnstiles”を書いたんだ。それからオッター(マット・ペリッシャー/ドラマー)に連絡をして、その後でレイ(・トロ/ギタリスト)に連絡をして、それからマイキー(・ウェイ/ベーシスト)に参加してもらったんだ。そこから活動を本格化させていったんだよ」とジェラルド・ウェイは振り返っている。

「9.11の後で誰しもがPTSDを経験することになったわけだけど、(バンドを始めたことは)僕にとってのセラピーになって、それを乗り越えることができたんだ」

マイ・ケミカル・ロマンスは2019年12月に7年ぶりとなるライヴを行っている。マイ・ケミカル・ロマンスは再結成ツアーを世界各地で行う予定だったが、新型コロナウイルスのために延期されている。

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