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アラニス・モリセットはHBOで放送されるドキュメンタリー『ジャグド(原題)』で15歳の時にレイプされたと語っている。

『ジャグド』は現地時間9月13日にトロント国際映画祭で初上映されるが、アラニス・モリセット自身は上映に出席することはないという。

ドキュメンタリーでアラニス・モリセットは10代の頃に受けたレイプについて語っている。「セラピーで自分に虐待があったことを認めるのに何年もかかった」

「ずっと合意の上だと言ってきた。でも思い出したの。『私は15歳だった。15歳では合意ではないわ』ってね。今ではこう思う。『あれは児童虐待だった。法的にはレイプだった』ってね」

アラニス・モリセットは虐待した人物の身元を明かすことはなかったが、これまでに「何人かの人間」にレイプについて語ったものの「耳を傾けてもらえなかった」と述べている。

彼女は次のように続けている。「『なぜ女性は30年も待っていたのか?』と言う人がたくさんいるのは分かる。でも、私としてはふざけないでという感じで、女性は30年待っていたわけではない。誰も聞いてくれなかったし、生活が脅かされるし、家族も脅かされるのよ」

「それが『なぜ女性は30年も待っていたのか?』のすべてよ。待っていたわけではない。私たちのカルチャーは聞き入れてもらえないのよ」

『ジャグド』はアリソン・クレイマンが監督を務め、トロント国際映画祭の初上映後にHBOで放送される。同作はアラニス・モリセットの人生とキャリアを振り返るものとなっている。

昨年、アラニス・モリセットは人生におけるセラピーの重要性について語っており、「人生を通して私のセラピストのチームがいなかったら、私はここにいなかっただろう」と述べている。

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