メタリカはアメリカのテレビ番組で『メタリカ』こと『ブラック・アルバム』の一つ星のレヴューを読む企画を行っている。
メタリカは30周年を記念して『ブラック・アルバム』を再発しており、カヴァーによるコンピレーション『メタリカ・ブラックリスト』もリリースされている。
現地時間9月10日に『ジミー・キンメル・ライヴ!』に出演したメタリカはアマゾンでの購入者による一つ星のレヴューを読む企画を行っている。それに先立って司会のジミー・キンメルは『ブラック・アルバム』がアメリカで1600万枚のセールスを記録し、グラミー賞を受賞して、史上最も売れたアルバムの一つであることを紹介している。
ドラマーのラーズ・ウルリッヒが読み上げたレヴューには次のように書かれている。「本作は間違いなく音楽に対する最も忌まわしい犯罪である」ラーズ・ウルリッヒは「君の意見を聞かせてくれてありがとう」と応じている。
カーク・ハメットは別のレヴューを読み上げている。「現実を見てほしい。このアルバムはくそだ。ひどい身の毛もよだつセルフタイトルのアルバムが四つ星や五つ星だと思っている奴はクラックを吸ってる無能な奴だよ」
メタリカは番組のためにロサンゼルスのグリフィス天文台の外で“Wherever I May Roam”と“Holier Than Thou”を披露している。
先日、エルトン・ジョンは『ハワード・スターン・ショウ』にメタリカと共に出演して“Nothing Else Matters”について「これは史上最高の曲の一つだ」と賛辞を寄せている。
「古くならない曲だよね。この曲をかけるのが待ちきれなかったんだ。コードの構造、メロディー、拍子の変更、そこでドラマが描かれているんだ」
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