ビリー・アイリッシュはテキサス州で新たに発効した中絶法について言及し、「男性がもっと気にかけることを願っている」と述べている。
新たな上院法案SB8は胎児の心臓の動きが検出されて以降の中絶を禁じるもので、心臓の動きが検出されるのはおよそ妊娠6週目とされていて、これは多くの女性が妊娠を自覚する前と考えられている。
この法案はレイプや近親相姦の被害者も例外とならず、中絶を提供している医師や中絶を推進している人を市民が訴えることを可能にするものとなっている。アメリカの最高裁判所は法案の差止めを退けており、『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、これによってテキサス州は中絶の処置にアクセスするのに最も制限のある州となっている。
ビリー・アイリッシュはソーシャル・メディアで法案に対する考えを明かして、法案に対する男性の無関心を批判している。
「本当にうんざりね」と彼女はインスタグラムのストーリーで述べている。「女性の権利についてこんなにも多くの男性が何も言わないことに本当に嫌な気分になる」
ビリー・アイリッシュは次のように書かれた画像も投稿している。「あなたやあなたの仲間や兄弟がテキサス州の中絶法の話をしていないのだとしたら、恐らくあなたも問題の一部ね」
ヤングブラッドもテキサス州で新たに発効した中絶法について言及しており、「自分の身体への権利はあなたの、あなただけのものだ」と述べている。
「人々が話し合って、この選択肢を取り上げて、この権利を取り上げたことにうんざりするし、本当にムカついている」
this law incentivizes members of the public to sue anyone who helps a patient get an abortion in TX after 6 wks. there are no exemptions for rape and incest. and they won’t stop there.
the battle for reproductive health & rights is happening now. https://t.co/6PgZMm0SCp https://t.co/faWjHdlCAA
— Maggie Rogers (@maggierogers) September 1, 2021
ジャック・アントノフとルーシー・ダッカスはテキサス州の公演の収益を権利擁護団体に寄付することを発表している。マギー・ロジャース、セイント・ヴィンセント、P!NK、ビリー・ブラッグもこの法案に反対の声を上げている。
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