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Photo: FACEBOOK/LEE SCRATCH PERRY

ダブの先駆者であるリー・“スクラッチ”・ペリーが、先日起きた自身のスタジオの焼失について語っている。

ジャマイカ人の音楽プロデューサーであるリー・“スクラッチ”・ペリーは、今月初旬、スイスにある自身の秘密の研究所(通称ブルー・アーク・スタジオ)を、ロウソクの火を消し忘れたために焼失してしまったという。

その際、リー・“スクラッチ”・ペリーは「僕の秘密の研究所が、燃え尽きてしまったよ」とフェイスブックに書きこんでいる。

このほど、リー・“スクラッチ”・ペリーは「レッド・ブル・ミュージック・アカデミー」の最新のインタヴューで次のように語っている。「ある曲の制作をしている最中に別の曲を思い付いたから、スタジオに戻ったんだ。朝の6時ごろベッドに入ったんだけど、スタジオから上がってくる時にロウソクの火を消すのを忘れたんだよ。聖書の上に置いていたんだけどね。ミレイユ(リー・“スクラッチ”・ペリーの妻)が来てくれる時には『ねえ、ロウソク』と言ってくれるんだけど、寝ようとした時はもう朝方だったから、そこまで気が回らなかったんだ」

「虚栄心を満たそうとしている人たちのせいなんじゃないかと思っている」とリー・“スクラッチ”・ペリーは続けている。「勝ち組でいることに目がくらんで、手に入れたくて、オビア(呪術)の炎を飛ばしてきたんじゃないかな、火がこちらで悪さをできるようにね。誰も火の力には逆らえない。火を押さえられるのは水だけだけど、火はその水にさえも戦いを挑むからね」

「起きたことのすべては、僕が望んだことではないし、この先何が起こるかも僕にはわからない。起きたことは起きたことであり、神の思し召しがあるからこそ起きている。だから僕は今ジャマイカにいて、なぜ火事が起きたのかを神に教えてもらおうとしているんだ」

火災発生当時の写真は下記のとおり。

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リー・ペリーは今年に入ってXLレコーディングスの創設者であるリチャード・ラッセルと共にシングルを作成しており、楽曲はレコード会社との物々交換でのみ入手可能としていた。

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