元サウンドガーデンで、現パール・ジャムのドラマーであるマット・キャメロンは80歳で亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツに追悼の意を表している。
『スピン』誌に語ったコメントで58歳のマット・キャメロンはチャーリー・ワッツを「クールの見本」と評している。
「音楽とドラムの世界への彼の貢献は永遠に生き続けるでしょう」とマット・キャメロンは語っている。
「彼のドラミングには美しく滑らかなオシャレさがあって、完全に独自のものになっているんだ。彼はチャーリー・パーカーやセロニアス・モンクといったアフリカン・アメリカ人のビバップの達人を愛するところから来る本物のスウィングをザ・ローリング・ストーンズに与えたんだ」
マット・キャメロンは彼の演奏にある「ジャズの感覚」に賛辞を寄せており、ザ・ローリング・ストーンズ加入前も加入後もジャズ・ミュージシャンとして活動してきたチャーリー・ワッツのジャズへの愛に言及している。
「彼は単にロック・ドラマーと定義されることを拒んでいた」とマット・キャメロンは締めくくっている。「彼はそれよりもずっと大きな存在だったんだ」
マット・キャメロンは2019年にザ・ローリング・ストーンズのライヴで会ったチャーリー・ワッツとの写真も提供している。「チャーリーはこの時78歳だったけど、サウンドは素晴らしかったよ」
ピンク・フロイドのニック・メイソン、ロイヤル・ブラッドのベン・サッチャー、リンゴ・スター、クエストラヴ、アレックス・ヴァン・ヘイレン、Eストリート・バンドのマックス・ワインバーグといったドラマーたちも追悼の意を表明している。
マット・キャメロンとチャーリー・ワッツは米『ローリング・ストーン』による史上最高のドラマー1〜100位に共にランクインしている。マット・キャメロンは52位にランクインしており、チャーリー・ワッツは12位にランクインしている。
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