ピンク・フロイドのニック・メイソンはザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツについて「これまでのロックンロール・ドラマーでも最も過小評価されているかもしれない」と賛辞を寄せている。
現地時間8月25日、ニック・メイソンはソーシャル・メディアで80歳で亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツに追悼の意を表している。現時点で死因については明らかになっていない。
「チャーリーを失ったことは本当に悲しいよ」とメッセージは始まっている。「これまでのロックンロール・ドラマーでも最も過小評価されているかもしれない。巨匠としてのレッスンも教則本もソロも派手な動きもなかったが、音楽への極めて正しい感覚があった」
「そのパートを真似しようとした時こそ、どれだけ完璧か分かるだろうし、別の選択肢よりもずっと素晴らしい単純な構成になっていることが分かるだろう」
— Nick Mason (@nickmasondrums) August 25, 2021
ニック・メイソンはジャズが最も好きだったチャーリー・ワッツについて「ロックの歴史においてもステージ上で最もクールな人物」だったと続けている。「ジャケットを脱ぐこととそれを椅子の背にかけることだけに限られた振る舞いは禅そのものだった」
ニック・メイソンのメッセージは次のように締めくくられている。「安らかに、チャーリー。あなたから学んだ多くの我々に与えてくれたものに感謝するよ」
バンドからの公式の声明でチャーリー・ワッツは「ロンドンの病院で家族に囲まれながら穏やかに亡くなりました」と発表されている。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズはそれぞれソーシャル・メディアで胸を打つ写真を投稿しており、ロニー・ウッドは自身とチャーリー・ワッツが写った写真を投稿して、追悼のメッセージを寄せている。「心から惜しむことになるでしょう。あなたは最高でした」
他にもポール・マッカートニー、ピート・タウンゼント、エルトン・ジョン、リアム・ギャラガー、ブロンディらが追悼の声を寄せている。
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