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5年間にわたってミート・フリー・マンデーを続けた人の3分の1がヴェジタリアンに転向した調査結果が発表されている。

ブライトン&サセックス・メディカル・スクールとミート・フリー・マンデーによる調査の結果、5年間にわたってミート・フリー・マンデーを続けた人の30%以上が肉食を止めており、3年から5年続けている人の20%が肉食を止めている。

ミート・フリー・マンデーの運動は2009年にポール・マッカートニーと娘のメアリーとステラによって2009年に始まっており、1週間に1度肉食を止めることを提唱するものとなっている。これは気候変動を抑え、貴重な自然資源を保存し、健康改善を促すため、肉の消費量を減らす考え方となっている。

『アペタイト』に掲載された調査結果はミート・フリー・マンデーに登録した655年にアンケートを行って、18人に詳細なインタヴューを行ったものとなっている。

ポール・マッカートニーは次のように述べている。「1週間に1度動物性の商品を止めることの環境的な影響はかなりのものなんだ。例えば、イギリスの全国民が1日止めることで、すべての自動車が丸1日走らなかった以上の二酸化炭素排出量を削減できるんだ。完全にヴェジタリアンに転向した人はさらに大きな影響を環境に与えているんだ」

ブライトン&サセックス・メディカル・スクールで准教授を務めるリチャード・デ・フェッサーは次のように続けている。「この調査結果はミート・フリー・マンデーのような行動を変える運動がそれを人々に続けさせることができれば大きな効果があることを示しています。参加者の求めるサポートや情報、アドバイスを提供することを通して、行動を続けさせるための最善の方法を発達させていくことに取り組まなければなりません」

参加者の1人のニックは次のように述べている。「数週間の月曜日、連続で続けてみたんだ。そうしたらウィークデイの大半になって、すべてのウィークデイになったんだ。さらにすべてのウィークデイと大半の週末になった。外食の時も肉を食べないようにしているよ」

別の参加者であるアダムは次のように語っている。「ジョギングを始めるわけでも、マラソンを走り抜くわけでもない。だんだんと自分を変えていくんだ。こちらのほうがやりやすいし、自分にとっては間違いなくそうだね」

先日、ポール・マッカートニーは新型コロナウイルスのワクチンを接種するようソーシャル・メディアで呼びかけている。

ポール・マッカートニーは世界全体の新型コロナウイルスのワクチン接種を支持するアーティストの1人となっており、アリアナ・グランデもファンに向けてワクチンを接種するよう呼びかけていた。現地時間8月2日にポール・マッカートニーは自身がワクチンの接種を受ける写真を公開している。

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