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アデルが来年行う56公演に及ぶ北米ツアーを発表している。

新作『25』の記録破りの成功を祝っている最中のアデルだが、2011年以来となる北米ツアーを7月から11月にかけて行う予定だという。

ツアーは7月5日のミネソタ州セント・ポール公演からスタートし、11月15日のメキシコ・シティ公演で終わる予定となっている。9月にはニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで6連続公演を行うことも決定している。

ツアーの詳細はこちらから。チケットは12月17日より発売される。

http://live.adele.com/north-america/

アデルはここ数年ライヴを行うことは稀だったが、2016年前半はヨーロッパ・ツアーが発表されており、アメリカ・ツアーはそれに続くものとなっている。

アデルは、『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューでなぜ滅多にライヴを行わないのか理由を述べている。「あれだけの大勢の人たちの前で毎晩、あれだけの時間パフォーマンスを行うっていうのは、すごく孤独なことだと思う。変に聞こえるかも知れないけどね。だって、2万人とかの前で毎晩歌を歌って、でも帰る時は1人。家に帰って2万人の人たちと一緒にベッドに入って、パジャマ・パーティをしたり、ビデオで映画を観たりするわけじゃないでしょ」

さらにこう付け加えている。「もちろん、私は友だちと一緒に過ごすし、家族とも一緒にいるわ。だけど、それがすごく孤独なことなんじゃないかって考えたら怖くなった。世界ツアーをやる重荷よりも心にのしかかってきたわ」

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