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俳優のトニー・ウェイは亡くなったことが発表されたコメディアンのショーン・ロックのおかげでポール・マッカートニーに会えたことを振り返っている。

テレビ番組『8アウト・オブ・10キャッツ』への出演で知られるショーン・ロックはガンで亡くなっている。享年58歳だった。訃報を受けてジミー・カー、スティーヴン・フライ、リッキー・ジャーヴェイスらは追悼の意を表している。

ネットフリックスで配信されている『アフター・ライフ』でレニー役を演じている俳優のトニー・ウェイはショーン・ロックと初めて会った時のことを振り返っており、それがきっかけでポール・マッカートニーに会うことになったとツイートしている。

「ショーン・ロックのおかげでポール・マッカートニーに会ったんだ。ショーン・ロックと会った後にね」と投稿は始まっている。「彼が叫んだんだ。『おい、ポール』ってね。ソーホー・スクウェアの先でポールが手を振り返してくれて、こちらに来て、30分ほど話をしたんだ」

「彼が立ち去った時に『どうやって知り合ったの?』って訊いたら、ショーンは『知り合いじゃないけど、彼は自分がポール・マッカートニーだってことは知っているだろ?』と言ったんだ」

ショーン・ロックについて「紛れもない天才」だったと評していた『アフター・ライフ』でトニー・ウェイと共演しているダイアン・モーガンはこの逸話について「なんて素晴らしい話なの」と反応を示している。

ショーン・ロックの訃報は彼のエージェントであるオフ・ザ・カーブ・プロダクションによって発表されており、「家族に囲まれながらガンによって自宅で亡くなりました」と述べている。

「ショーン・ロックはイギリスで最高のコメディアンの一人でした。果てしないクリエイティヴィティ、鋭いウィット、彼の作品の不条理な卓越さは彼をイギリスのコメディ界における唯一無二の声にしました」

「ショーン・ロックは愛すべき夫であり、3児の父でもありました。彼のことを知るすべての人に惜しまれることになるでしょう。この困難な時期は家族と子どもたちのプライバシーに御配慮いただければと思います」

『8アウト・オブ・10キャッツ』の司会を務めるジミー・カーは次のように追悼の意を表している。「今日、ショーン・ロックにおけるひどいニュースが届きました。彼のことは大好きでした。今、彼の映像を観て、笑い泣いています。彼のことが非常に惜しまれます」

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