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エミネムはケーブル・テレビ局「スターズ」で50セントが手掛けるドラマ『BMF』でFBIの情報提供者だったホワイト・ボーイ・リックことリチャード・ウェルシュ・ジュニアを演じることが決定している。

リチャード・ウェルシュ・ジュニアは1980年代中盤に10代でFBIの情報提供者となり、デトロイトのギャングに潜入していた。彼は17歳の1987年にFBIから見捨てられ、コカイン所持で逮捕されて、終身刑を宣告されている。しかし、昨年50歳の時に仮釈放されている。2017年にドキュメンタリー『ホワイト・ボーイ』が公開され、翌年には伝記映画『ホワイト・ボーイ・リック』が公開されている。

『ザ・ラップ』の報道によれば、エミネムの出演はある1話の短いものになるという。ミュージックを除けば、エミネムの俳優出演は限られており、2009年公開の『素敵な人生の終り方』、2010年放送の『アントラージュ★オレたちのハリウッド』に出演している。

「素晴らしい友人のエミネムが自分の手掛ける新しい番組『BMF』に協力してくれることは光栄だし、感謝しているよ」と50セントは声明で述べている。「伝説であるエミネムに出てもらわなければデトロイトに基づいた番組をやることはできなかったよ」

『BMF』はスターズで9月26日より配信されている。ドラマはデメトリアス・“ビッグ・ミーチ”・フレノリーとテリー・“サウスウェストT”・フレノリーの兄弟が1989年にデトロイトで始めたドラッグと金のロンダリング組織「ブラック・マフィア・ファミリー」を追ったものとなっている。

作品の説明には次のように記されている。「アメリカン・ドリームを追求する中での愛、親族、資本主義の物語です」

デメトリアス・“ビッグ・ミーチ”・フレノリーはドラマでは実の息子が演じることが決定している。ラッセル・ホーンズビー、ミコール・ブリアナ・ホワイトのほか、スヌープ・ドッグ、ラ・ラ・アンソニー、セラヤ・マクニールが本作には出演する。

先日、エミネムは元妻であるキム・スコットが自殺を図って、病院に搬送されたと報じられている。

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