Twentieth Century Fox

Photo: Twentieth Century Fox

クイーンのギタリストであるブライアン・メイはよほど強力なアイディアが出てこない限り、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の続編は実現しないだろうと語っている。

2018年に公開された『ボヘミアン・ラプソディ』はフレディ・マーキュリーの少年時代からバンドへの加入、ソロ・キャリアの始動までを追ったものとなっている。

映画には賛否が寄せられたものの、その興行収入は全世界で9億ドル(約1000億円)を超えている。

先日、ブライアン・メイはインスタグラムで行った生配信で続編の可能性について「考えているところだ」と語っていた。

「アイディアを考えているところだよ。誰もあんな大ヒットになるなんて予想していなかったから、あれに続くものを作るのは難しくなるよね」

今回、ブライアン・メイは『NME』に続編については実現しない可能性のほうが高いかもしれないことを示唆している。

「話はしてきたんだけどね。でも、その時はそれをやる道筋が見えなかったんだ。アイディアが飛び出してきて、それに圧倒されない限りはやることはないだろうね」

昨年もブライアン・メイは映画『ボヘミアン・ラプソディ』の続編が実現する可能性は低いと語っていた。

「僕らは更なる作品があるとは考えていないんだ」とブライアン・メイは語っている。「簡単に言うとね」

「別のことを考えてみるべきだと思うんだよね。他にもアイディアはあるんだけど、続編が実現するとは思えないよね」

ブライアン・メイは「ブライアン・メイ・ゴールド・シリーズ」の一環でソロ・デビュー・アルバム『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』を再発している。

再発にあたって彼は次のように述べている。「これまでこの作品を聴いたことのなかった人達に届けばいいと、ひたすら願っているよ。僕はクイーンのギタリストとして知られている。天文学者として、僕を知っている人もいる。動物の権利を主張する活動家として知る人もいる。僕は、ヴィクトリア時代における立体鏡学の熱烈な唱導者のような存在だ。でも、僕のソロ作品を聴いたことがある人はほとんどいなかった」

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