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レディー・ガガは、12月11日に米『ビルボード』誌によって開催された「ウィメン・イン・ミュージック」のイベントで音楽業界を「クソ男社会」だと批判している。

レディー・ガガは、このイベントでソングライターとしてもパフォーマーとしても両方の面で表彰されており、受賞スピーチのなかでコメントをして、拍手喝采を受けることになっている。

レディー・ガガは次のように語っている。「本当に言いたいのは、時折、女性として音楽業界にいるっていうのはすごく大変だってことなの。やってられないぐらいのクソ男社会って感じね」

「ずっと頑張ってきたわ。ビジネスにおいて、わたしの身体よりもわたしの頭脳のほうを真面目に受け取ってもらえたらと思ってきた。取り組んでても、みんながわたしに音楽的背景があるって信じてもらえてる感じなんてなかった。女性だからこそ自分のやってることを理解してるとみんなが信じてくれるとも感じなかった」

レディー・ガガは先日、大学キャンパスにおけるレイプ問題を扱ったドキュメンタリー映画『ザ・ハンティング・グラウンド』のリリースに先駆けてトークショウ「Times Talks」のパネル・ディスカッションに参加し、自身が10代の頃にレイプをされた経験について語っている。

「7年間くらい、誰にも話さなかったわ。どう考えて、どう受けとめたらいいか分からなかったし、自分を責めるしかなかったの。あれは自分の失敗だったってね。この経験は私の人生を一変させた。私自身もまったく違う人間になってしまったわ」

「こういった経験をすると、身体への直接的な影響だけにはとどまらないの」レディー・ガガはこう続けている。「多くの被害者にとっては、トラウマになってしまうわ。何年たっても、ことあるごとに身体が受けたあらゆる苦痛が呼び起こされるの。だから、虐待やレイプを受け、あらゆる方法で心に傷を負った多くの人々は、精神面、それから感情面だけじゃなく、肉体的な苦痛にも苦しんでるのよ」

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