Facebook

Photo: Facebook

スリップノットのジョーイ・ジョーディソンが在籍したスーパーグループのシンセイナムはジョーイ・ジョーディソンが亡くなったことを受けて追悼の意を表している。

7月26日にジョーイ・ジョーディソンが穏やかに亡くなったことが報じられており、ヘヴィ・メタル界には衝撃が広がっている。記事執筆時点で彼の死因については明らかにされていない。

ジョーイ・ジョーディソンは結成時の1995年から2013年までスリップノットに在籍していた。同年、彼はスカー・ザ・マーターを結成したが、2016年5月に解散している。その2週間後にジョーイ・ジョーディソンはシンセイナムに加入している。

メイヘムやドラゴンフォースなどのメンバーが集まったシンセイナムでジョーイ・ジョーディソンは亡くなる時まで在籍していた。ソーシャル・メディアで発表した声明でバンドは次のように述べている。「友人であり兄弟だったジョーイ・ジョーディソンが亡くなったことを受けて深く悲しんでいます」

「彼はもちろんこのジャンルで最も影響力のあるドラマーの一人でしたが、メタル界におけるドラミングのルールを完全に塗り替えており、その僅かな部分でも担えたことは本当に光栄なことでした。彼は他のミュージシャンにはできないものを提供し、彼の音楽への愛と情熱は比類なきものでした」

「私たちにとってジョーイは家族であり、ジョーイとは家族のように言い合いをしたり泣いたりしましたが、その大半は笑っていました。そして、お互いのことを気にかけていたのです。彼のパブリックなイメージは邪悪の見た目のシリアスなトーンですが、彼は広い心の持ち主で、そうしたソフトな部分を見れたのは幸運なことでした」

https://www.facebook.com/Sinsaenum/posts/365748135112021

シンセイナムはジョーイ・ジョーディソンについて「暗部も抱えていた」として、次のように続けている。「彼を助けるために全力を尽くしましたが、それも届かなかったことを知ることほど傷つけられることはありません」

生前、ジョーイ・ジョーディソンはシンセイナムのサード・アルバムに取り組んでいたのことで、「最初はさらに進めることが難しいと感じた」が、ジョーイ・ジョーディソンに捧げるべく、アルバムの作業を続けると述べている。

「私たちはそれをやり遂げて、今後していくすべてにおいてジョーイ・ジョーディソンを讃えたいと思います」

ジョーイ・ジョーディソンには追悼の声が寄せられており、スリップノットのコリィ・テイラーはジョーイ・ジョーディソンとポール・グレイとの昔の写真を投稿して追悼の意を表している。

スリップノットは8分半の映像を公開して、次のように述べている。「この非常に大きな喪失の時にジョーイの家族と彼の愛した人々にお悔やみを申し上げます」

「ジョーイがスリップノットに、我々の人生に、彼の愛した音楽に与えた影響は計り知れないものです。彼がいなければ我々は存在しませんでした。スリップノットのファミリー全体で彼を失ったことについて喪に服したいと思います。愛しています。ジョーイ」

ジョーイ・ジョーディソンについてはパパ・ローチやスカンク・アナンシーのスキンも追悼の意を表している。ロードランナー・レコーズのA&Rであるモンテ・コナーは長文のエッセイでジョーイ・ジョーディソンについて振り返っている。

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ