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マーク・ロンソンはデイヴ・グロールをレコーディング・スタジオから追い出したことを振り返っている。

アップル・ミュージックのゼイン・ロウとのインタヴューでマーク・ロンソンはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの2017年発表のアルバム『ヴィランズ』をレコーディングしている時にデイヴ・グロールが姿を現した時のことを語っている。

「彼についてはある時クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのセッションにやってきた時にスタジオから追い出したことを思い出すんだ」とマーク・ロンソンは語っている。「ヴォーカルのレコーディングを初めてやる時だったんだけどさ。『デイヴ・グロール、ロックのレジェンド、ここから出ていってくれ』と言ったんだ」

マーク・ロンソンは次のように説明している。「というのも、ヴォーカルをやる初めての日だったからね。ジョシュはリズムに入っていて、ピンときたんだよ。フー・ファイターズニルヴァーナの大ファンだったから、デイヴ・グロールにセッションから気持ちよく立ち去るように言わなきゃいけなかったのは喜ばしいことではなかったね」

デイヴ・グロールが立ち去らなければいかなかった理由についてマーク・ロンソンは次のように語っている。「“Villains of Circumstance”か“Fortress”をやっていたと思うんだけど、アルバムでもすごくパーソナルな曲だったからね。ジョシュがそういう感情的なところに行くのは初めてだったんだよ。あのアルバムで歌うのは初めてだった。何度か試してみたんだけど、デイヴ・グロールとアリソン・モシャートが確か隣りにいて、上機嫌だったんだ。それで入ってきて、『みんなどうだい?』という感じでね。僕としては『なんでだよ』という感じだったよね」

先日、フー・ファイターズは『メディスン・アット・ミッドナイト』に収録されている“Making A Fire”のマーク・ロンソンによるリミックスを公開していた。

マーク・ロンソンはアップルTV+で『ウォッチ・ザ・サウンド』が配信されている。本作はサウンドの制作過程と音楽を形成するテクノロジーを検証するもので、マーク・ロンソンは完璧なサウンドを見つけるためにプロデューサーやアーティストが試した手段を解き明かしていくものとなっている。

番組では豪華なアーティストやプロデューサーがその技について語っており、ポール・マッカートニー、デイヴ・グロール、ジョシュ・ホーミ、ビースティ・ボーイズのアドロックとマイクD、チャーリーXCX、T-ペイン、エンジェル・オルセン、テーム・インパラのケヴィン・パーカー、デンゼル・カリーらが出演している。

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