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プリンスの遺産管理団体の一部の人々は知的財産に関する権利を売却している。

『ミネアポリス・スター・トリビューン』紙によれば、プリンスの6人の兄妹で下の3人はニューヨークの音楽出版社でタレント事務所であるブライマリー・ウェーヴに自身の相続分を売却することで合意しているう。

ニルヴァーナやレイ・チャールズの楽曲の権利を所有しているプライマリー・ウェーヴは先月、プリンスの兄妹の末っ子であるオマー・ベイカーの権利を100%購入している。プライマリー・ウェーヴは以前にタイカ・ネルソンの権利の90%を、亡きアルフレッド・ジャクソンの権利を100%購入している。

米『ローリング・ストーン』誌によれば、売却された知的財産権にはプリンスの名前、肖像権、音源からのロイヤリティ、音楽出版権、有名なペイズリー・パークの所有権が含まれている。

兄妹の上の3人であるシャロン・ネルソン、ノリーン・ネルソン、ジョン・ネルソンはプリンスにまつわる知的財産権を売却する計画はないとしている。

「私たちは売るつもりはありません。その価値が分かっていますから」とシャロン・ネルソンは『ミネアポリス・スター・トリビューン』紙に語り、タイカ・ネルソンとオマー・ベイカーについて「待つ忍耐力がなかった」と述べている。『ミネアポリス・スター・トリビューン』紙は売却後のオマー・ベイカーにコメントを求めたが、返事はなかったという。「売却した家族になにかをしようとする人はいません。それは彼らの権利ですから」と上の3人の兄妹の弁護士であるL・ロンデル・マクミランは述べている。

プリンスは2016年に不慮のオーヴァードーズで亡くなっている。遺書がなく、プリンスは法的パートーナーも子どももいなかったことから、遺産の整理は複雑なものとなっている。

国税庁とミネソタ州と未払い税の問題が解決されたことを受けて、プライマリー・ウェーヴを含む遺産管理団体は「プリンスがやったように」物事を行っていくことを計画している。

「どんなことがあってもプリンスの伝説を保つために闘っていくつもりです」とL・ロンデル・マクミランは『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙に語っている。「私たちはパープルを取り戻し、プリンスのやったように物事を行っていきたいと思っています」

「プリンスの遺産管理団体による今後の決断はプリンスと一緒に仕事をしてきたプリンスの友人や家族といった我々のグループの方向性に対する許可が必要になります」とL・ロンデル・マクミランは続けている。「遺産の知的財産権を持つブライマリー・ウェーヴや他の当事者と協力していきます」

『NME』はプリンスの遺産管理団体にコメントを求めている。

一方、プリンスは先週幻のアルバム『ウェルカム・2・アメリカ』がリリースされている。

2010年に制作されたアルバムは翌年に同名のツアーと共にリリースされる予定だったが、ツアーだけが行われている。

アルバムは異人種関係、政治的分断、社会正義をテーマとしたもので、2010年にプリンスは次のように述べている。「世の中は偽情報に溢れかえっている。ジョージ・オーウェルが警告していた未来そのものだ。僕たちはこのようなチャレンジングな時代を信念曲げずに生きなければならない」

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