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ジョニ・ミッチェルはジミ・ヘンドリックスがレコーディングしたカナダのコーヒー・ショップでのパフォーマンス音源がリリースされることが決定している。

このパフォーマンスはデビュー・アルバムがリリースされる前の1968年3月にカナダのオタワにあったル・イブ・コーヒー・ハウスで行われた2週間の連続公演を録音したものとなっている。

ジミ・ヘンドリックスは近くのキャピトル・シアターでライヴを行っており、ニッキでジョニ・ミッチェルのパフォーマンスを録音する計画に言及している。

「ジョニ・ミッチェルと電話で話をしたんだ。今夜の様子を僕の素晴らしいテープレコーダーで録音しようと思う。実現しますように」と彼は記している。

ジミ・ヘンドリックスが最前列で座って録音したこの音源は10月29日にリリースされる『ジョニ・ミッチェル・アーカイヴス Vol.2:ザ・リプリーズ・イヤーズ(1968-1971)』に収録される。

ライナーノーツでジョニ・ミッチェルはこのパフォーマンスについて次のように振り返っている。「『ジミ・ヘンドリックスが来たよ。入口のところに来てる』と言うから、彼に会いに行ったら大きな箱を持っていたの」

「彼は『ジミ・ヘンドリックスです。同じレーベルのリプリーズにいるんだ』と言っていた。私たちは同時に契約したの。彼が『今日の公演を録音したいんだけど、いいかい?』と言うから『全然問題ないわ』と答えた。箱には大きなリールのテープレコーダーが入っていたわ」

「ステージの高さは30cmくらいしかなくて、彼はステージの端で膝をついていて、マイクを私の足のところに向けていた。公演の間、彼は機材のつまみをいじっていた。彼がエンジニアリングしていたんだけど、何をコントロールしているのか分からなかった。ヴォリュームかしら? 膝を見ながら、つまみをいじっていた。彼は見事にこの音源をレコーディングしてくれた。もちろん、公演の一部は彼に向けて演奏したわ。彼は私のすぐそばにいたから」

ジミ・ヘンドリックスのテープは数日後に盗まれて、亡くなったものと見られていたが、カナダ国立図書館・文書館に寄付されて再発見されており、ジョニ・ミッチェルに返却されている。

先日、ジョニ・ミッチェルは2021年のケネディ・センター名誉賞を受賞することが決定している。

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