Robert Ascroft

Photo: Robert Ascroft

ザ・キラーズは通算7作目となる新作『プレッシャー・マシーン』の新たなティーザー映像が公開されている。

ザ・キラーズの新作はEMIより8月13日にリリースされる。同作は新型コロナウイルスのパンデミックによって予想もしなかった空白期間が生まれたことによって制作されている。

約1分間のティーザー映像はユタ州ジュアブ郡ユーリカを車で運転したもので、荒廃した建物や石油掘削装置、墓地、道などを捉えたものとなっている。

映像ではドラッグ依存症や神への信仰を語る台詞も使われている。「みんな、何かから逃げようとしているんだ」とある人物は語っている。映像の終わりに近づくにつれて、古いオルガンのサウンドに被せるようにヴォーカルが入ってきて、80年代風のネオン・サウンドへと移行していく。

映像はウェスト・メイン・ストリートにある歴史的な建物であるマコーミック&カンパニー・バンク・ビルディング内にある有名なアンティーク・ストアのシャワーハウス・スタジオワークスの前を通って終わる形となっている。

公開された映像はこちらから。

ザ・キラーズは2020年発表の『インプローディング・ザ・ミラージュ』を引っさげてツアーに出る予定だったが、空白期間が生まれたことで、すぐに次回作に取り組んでいる。

「すべてが急停止することになったわけでさ」とフロントマンのブランドン・フラワーズは語っている。「こうやって静寂に向き合わされたのは自分にとってかなり久しぶりのことだった。その静寂のおかげでこのアルバムが花開くことになったんだ。典型的なザ・キラーズのアルバムではサウンド的にかき消されていた、あまりに静かな曲に満ちているんだ」

新作はザ・キラーズにとってこれまでで最もパーソナルな作品の一つになるとのことで、ブランドン・フラワーズはユタ州ニーファイの静かな街で育った体験に影響されたものとなっていると説明している。

「自動車産業の発展がなかったら、90年代のニーファイはまるで1950年代のようだったと思う」とブランドン・フラワーズは語っている。「これまで折り合いをつけてこなかった悲しみを発見したんだ」

「ニーファイにいる時の記憶の多くはあたたかいものだけど、恐怖や大きな悲しみに結びつくものに心を動かされたんだ。バンドを始めた時よりも今のほうが理解できる。そして、僕の育った小さな街の人生や物語に正しいことをできればと思ったんだ」

ザ・キラーズのギタリストであるデイヴ・キューニングは先日、通算8作目となるアルバムについて「いいスタート」を切ったと語っていた。

「どんなサウンドになるかは分からないけど、まだ初期段階だからね。でも、アイディアは書いていて、まだちょっとだけど、いいスタートを切ったよ」

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