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アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンは新作の一部を松葉杖姿でレコーディングしたことを明かしている。

『ケラング!』誌のインタヴューでブルース・ディッキンソンはアキレス腱の怪我で松葉杖が必要だったと語っている。

先週、アイアン・メイデンは6年ぶりとなる新曲“The Writing On The Wall”を発表し、通算17作目となる『戦術』を9月にリリースすることを発表している。

「最後の数曲のレコーディングはブーツを履いて、松葉杖でレコーディングしたんだ。足を固定するために大きなブーツを履かなきゃならなかったんだよ」と彼は語っている。

「4月の終わりに怪我をしたんだ。36時間後に縫い合わせるために手術台の上にいて、その手術の24時間後にはスタジオにいた。風船みたいなサイズの足と共にね」

彼は次のように続けている。「1ヶ月くらいブーツを履いていたんだ。ブーツを取った後は2週間のリハビリをしなきゃならなかった。ツアーの前にもう一度歩くために4ヶ月ぐらいかかったんだ」

「そして北米ツアーと南米ツアーをやったんだけど、そうした大きな公演でもちゃんと歩けなかったんだ。だから、誤魔化していたんだよ。誰も気づかなかったけどね。走り回っていたけど、走り方を変えなければならなかった」

「ふくらはぎの筋肉を使わずに動く方法を学んだんだけど、それが難しかったね。でも、これまで通りのようにはいかないんだ。飛ぶこともできないし、走ることもできない。速歩きも大変でね。まあ、でもカニのように歩ければ、問題ないんだ」

9月3日にリリースされる新作『戦術』はバンドの長年のプロデューサーであるケヴィン・シャーリーとスティーヴ・ハリスの共同プロデュースのもと、パリのウィリアム・テル・スタジオでレコーディングされている。

ブルース・ディッキンソンはアルバムを2019年にレガシー・ツアーを休止していた時期にレコーディングしたと述べており、「非常に興奮している」と語っている。

「曲はヴァラエティがあって、すごく長い曲もあるんだ」と彼は説明している。「1曲か2曲、これまでのスタイルとは違う曲があるんだ。アイアン・メイデンのファンは驚くんじゃないかな。いい意味で驚いてくれることを願っているよ」

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