マニック・ストリート・プリーチャーズはサンフラワー・ビーンのジュリア・カミングが参加した新曲“The Secret He Had Missed”が公開されている。
先日公開された“Orwellian”に続く、“The Secret He Had Missed”は9月3日にリリースされる来たる通算14作目の新作『ザ・ウルトラ・ヴィヴィッド・ラメント』に収録される。アルバムに収録される2曲のデュエットの内の1曲で、もう1曲はマーク・ラネガンが参加した“Blank Diary Entry”となっている。
ニッキー・ワイアーは“The Secret He Had Missed”について通算4作目の『エヴリシング・マスト・ゴー』に収録されている“The Girl Who Wanted To Be God”の「従兄弟」と評している。
“The Secret He Had Missed”のミュージック・ビデオは『ピーキー・ブラインダーズ』への出演で知られるエイミー=フィオン・エドワーズが出演しており、長年のコラボレーターであるキーラン・エヴァンスが監督を務めている。
“The Secret He Had Missed”のミュージック・ビデオはこちらから。
「アルバムでもすごくABBAに影響を受けた楽曲だね。ピアノによる曲なんだ」とニッキー・ワイアーは『NME』に語っている。「自然とできたんだよ。僕らの言うポップだね。冷たくコントロールされたエネルギーは悲しげでありながら盛り上がるものになっているんだ」
以前からお気に入りに挙げていたサンフラワー・ビーンとの共演についてニッキー・ワイアーは「純粋なファン心理」からコラボレーションをしたと説明している。
「『トゥエンティトゥー・イン・ブルー』は最も好きなアルバムの一つなんだ」と彼は語っている。「芝居がかってないものをやろうとしたんだよね。最近のスケールを上げ下げして目立とうとするのには退屈しててね。ABBAのすごいところはヴォーカルのコントロールの仕方でね。大袈裟なものじゃないんだよ」
彼は次のように続けている。「ジュリアはそれを簡単にやってのけるんだ。常に彼女自身の中でコントロールされているんだよ。ABBAとビリー・ジョエルのピアノを一度聴いたら、楽しみながら見事にやってのけるんだ。彼女は信じられないほど過小評価されている才能だよ」
新作から最初に公開された“Orwellian”のミュージック・ビデオはこちらから。
マニック・ストリート・プリーチャーズは9月にUKツアーを行うことが決定しており、医療従事者が無料で入場できるライヴも9月に延期されることが決定している。
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