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ポール・マッカートニーは“Eleanor Rigby”のスタイルで書かれた未発表の「ストーリー・ソング」があると明かしている。

ポール・マッカートニーとジョン・レノンがクレジットされている“Eleanor Rigby”は1966年発表のアルバム『リヴォルヴァー』に収録されている。

『アンカット』誌の2021年9月号でポール・マッカートニーは“Eleanor Rigby”に近い「ストーリー・ソング」が今日までアーカイヴに残っていると説明している。

「まだリリースしていない曲が何曲かあるんだ」と彼は語っている。「というのも、そこまでよくないと思ったからなんだ」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「ああいう曲を作るのはすごく楽しいんだ。登場人物の名前を思いついて、その登場人物の物語を書いて、別のキャラクターと合わせるんだ。“Eleanor Rigby”は数人で出来上がった。マッケンジー牧師とエリナーというね」

ポール・マッカートニーは“Eleanor Rigby”のダークなトーンについて、彼の曲の中でも快活な「ストーリー・ソング」よりもそちらのほうが人気があるからと語っている。

「僕のストーリー・ソングはたくさんあるんだけど、“Eleanor Rigby”みたいな曲はともかくコメディになりがちなんだ」と彼は語っている。「ふざけた曲をよくやるんだけど、“Eleanor Rigby”はシリアスなんだ。成功を収めたのはだからだと思うよ」

ポール・マッカートニーは昨年12月に最新作『マッカートニーIII』をリリースしている。ロックダウンの中でレコーディングされた本作は『マッカートニー』3部作の最後の作品となっている。

ポール・マッカートニーはザ・ビートルズやソロのキャリアをリック・ルービンと振り返るドキュメンタリー『マッカートニー3, 2, 1』が7月16日より配信されることが決定している。

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