ケミカル・ブラザーズはライヴのなかった18ヶ月を経て、まもなくステージに戻ることについて「感動的な」体験になると語っている。
ケミカル・ブラザーズは政府のイベント・リサーチ・プログラムとして開催されることが決定したラティテュード・フェスティバルで、バスティル、ボンベイ・バイシクル・クラブ、ウルフ・アリスと共にヘッドライナーを務めることが決定している。
ラティテュード・フェスティバルはロックダウンによる制限が解除される7月19日の3日後となる7月22日〜7月25日にわたって開催される。同フェスティバルは2020年初頭から新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、フル・キャパシティで開催される初めてのフェスティバルとなっている。
ライヴの復活について『サンデー・タイムズ』紙にトム・ローランドは次のように語っている。「感動的なものになるだろうね。アンコールまで泣いているかもしれないよ」
トム・ローランドは政府がライヴの再開について期待を裏切り、他のイベントについては違う扱いをしてきたことに触れている。
「サッカーの試合には観客が戻っているのにフェスティバルは2年目もキャンセルしなきゃいけないのは自分としてはよくわからなかったよね」と彼は語っている。「なんでこっちよりもあっちのほうが重要なんてことになるのかね。基本的には同じ共有体験のわけだからね」
「クラブ界隈はパンデミック前から既に空洞化していた。でも、昔のよかった日々についてなんか語りたくないんだ。クラビングは自分のトライブを見つける方法なんだ。それは若者にとって今なお重要なものであり、スクリーンで体験できるようなものじゃないんだ」
先月、新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めてのキャンピング・フェスティバルとしてダウンロード・パイロットも開催されていた。
ダウンロード・パイロットはブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン、フランク・カーター&ザ・ラトルスネイクス、エンター・シカリがヘッドライナーを務めて、3日間にわたって10000人の観客を迎えて行われている。
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