モリッシーはスパークスによる先日のコメントに言及し、デヴィッド・ボウイとの友情について振り返っている。
モリッシーは甥のサム・エッツィー・レイナーによるインタヴューを公式サイトに掲載している。
以前、スパークスのフロントマンであるラッセル・メイルはモリッシーの政治や人種についての見解を批判していた。
ラッセル・メイルは2018年に次のように語っている。「モリッシーに幻滅した人には同意するよ。僕もそうだからね」
「矛盾している感じがするんだ。様々な問題に関する彼の見解は最低で、バカっぽいよね。どれにも同意できないよ。間違っていて、思慮が足りないんだ」
この発言に怒りを感じたかと訊かれて、モリッシーは『ターニング・ジ・インサイド・アウト』と題されたインタヴューで次のように語っている。「驚いたことに、そうでもないんだ。慣れているからね」
「僕は長年にわたってスパークスを支持してきたんだ。いつでも謙虚な形で彼らのことをプロモーションしてきた。そして、彼らは思想がないことで有名だったからね。だから、ひどい仕打ちをしてきたことに驚いているんだ。極悪非道な恩知らずだね」
彼は次のように続けている。「別れるのもつらいね(笑)。これからは彼らが重要なのは思い出の中だけだね」
これまでモリッシーはスパークスから影響を受けたと発言しており、1974年には『NME』でスパークスの音楽に賛辞を寄せていた。
モリッシーはデヴィッド・ボウイについても語り、その友人関係について振り返っている。
「彼は常に笑っているんだ。少なくとも笑顔でね。そんなに多くは語らずでね。僕が対して面白くもないことを言っても、笑い出すんだよ」
デヴィッド・ボウイとモリッシーはT. レックスの名曲“Cosmic Dancer”をカヴァーしており、今年正式に7インチでリリースされている。
インタヴューでモリッシーは新型コロナウイルスに対するイギリスの対応を批判しており、ここ18ヶ月は奴隷制同様だと述べている。
先日、モリッシーは「人生の最高傑作」と評するニュー・アルバムをリリースすることを発表している。
BMGとの契約を終えて初となるアルバムである『ボンファイア・オブ・ティーンエイジャーズ』は今年リリースされる予定となっている。
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