テーム・インパラがパリの鏡張りのモニュメントの前で撮影された「ディーザー・セッション」による“Let It Happen”のビデオを公開している。
テーム・インパラは、シドニーで開催されたARIAアウォーズで「最優秀グループ」「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「最優秀ロック・アルバム」の3部門を通算3作目の最新作『カレンツ』で獲得している。
『NME』は、最新作『カレンツ』について「広がりのあるこのサード・アルバムはファズのかかったギターを味のあるベース・ラインと鮮やかなシンセに交換した」と評しており、“Let It Happen”については「禅のようなディスコによる卓越した8分間で、ケヴィン・パーカーは自らに流れに身を任せて変化を受け入れろと語っているようだ」と述べている。
パリのラ・ジェオードの前で撮影された、ケヴィン・パーカーが裸足で演奏する映像はこちらから。
テーム・インパラは7月にリリースした『カレンツ』から先日“The Less I Know The Better”のミュージック・ビデオを公開している。また、カイリー・ミノーグの“Confide In Me”のカヴァーも披露している。
シンガーのケヴィン・パーカーは先日、ファンがアルバムを無料でダウンロードしても気にしないという意見を述べている。
「新聞配達をやっていた頃に、1ヶ月とかお金を貯めて買ったCDがあってね。文字通り、CDを買うために2ヶ月とか節約して過ごしてたんだ」と昔の音楽の購入体験についてBBC 6に語っている。「でも、後になって、僕の友達が違法でダウンロードしてきたCDを焼いてくれたんだよね。それはすごく大きな体験だったんだ。音質はひどかったんだけどね」
彼はこう続けている。「お金を払ってもらえないとか、フィジカルで買ってもらえないとかってことはいまだに僕らに影響を与えているよ。将来アーティストが収入を生んでいくことについても、このことが何を意味するか僕には分からない。間違いなく、アーティストにはお金が必要なんだ。でも、素晴らしいことをすれば、富はなにかしらついてくるというのも信じてるんだよ」
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