カニエ・ウェストが訴訟を起こしたことを受けて、大手スーパーのウォルマートはイージー・フォーム・ランナーに似た商品を自身のサイトから取り下げている。
ウォルマートはイージー・フォーム・ランナーに似た商品を6月25日にサイトから取り下げたものの、エッツィのようなサード・パーティーのサイトではまだ商品は掲載されている。
ウォルマートはイージー・フォーム・ランナーに似た商品について再販業者によって販売されているもので、ウォルマート自体が販売しているものではないと以前は主張していた。
「問題の商品はウォルマートによって販売されているものではなく、第三者のマーケット・プレイス業者によって販売されているものです」とウォルマートの担当者は先週の時点で『TMZ』に語っている。
「私たちはこのような申し立ては真剣に受け止め、主張を検証することにしています。苦情を受けて法定で適切に対処していくことになるでしょう」
Kanye West and Yeezy are suing Walmart over the Foam Runner knock offs pic.twitter.com/fSZnokVe0T
— Craig (@DebatingHipHop_) June 24, 2021
訴状でカニエ・ウェストの弁護士チームはウォルマートに問い合わせをして、2つの商品を比較する写真を送ったと記している。
訴状には次のように記されている。「ウォルマートはイージー・フォーム・ランナーの模造品を販売することで、イージーのブランドの人気をひどい形で利用しようとしています」
「ウォルマートの行いはカニエ・ウェストとイージーを毀損し続けることになり、カニエ・ウェストとイージーの人気を利用した不公平な競争を止めさせるためには訴える以外に選択肢はありませんでした」
カニエ・ウェストの弁護士チームはイージーのブランドに「数千億円」の価値があるとして、模造品は「数百億円」の損害を与える可能性があると述べている。
ウォルマートのウェブサイトには問題の品について次のように記されていた。「夏のビーチ用のフォーム・ランナーで、様々な色があります。男性用、女性用、子ども用のサイズを用意しています」
今年4月、ウォルマートはイージー側に両者のロゴが似通っているとして、ロゴのデザインを変更するように求める訴訟を起こしていた。
ウォルマートはロゴを2007年から使用しており、「混同の原因になり、消費者をだますことに繋がる可能性がある」と述べていた。
先日、カニエ・ウェストは自身のブランドであるイージーとGAPとのコラボレーションによる最初のアイテムが公開されている。
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