エド・シーランはテイラー・スウィフトの『レッド』の再レコーディング・バージョンについて自分のパートのレコーディングを既に終えたことを明かしている。
エド・シーランは2012年発表の『レッド』に収録のバラード“Everything Has Changed”でテイラー・スウィフトとコラボレーションをしている。テイラー・スウィフトは音源の権利を取り戻すために初期6作のスタジオ・アルバムを再レコーディングすることが決定しており、『レッド』の再レコーディング・バージョンは11月にリリースされる予定となっている。
ラジオ番組『オフィシャル・ビッグ・トップ40』に出演したエド・シーランは“Everything Has Changed”の新バージョンを再レコーディングする予定はあるかと訊かれている。
「既にレコーディングしたんだ」と彼は答え、次のように続けている。「テイラーはいくつかサプライズをみんなのために準備しているんだ」
ok… @edsheeran just told @itswillmanning he has re-recorded 'Everything Has Changed' with @taylorswift13 and we are FREAKING OUT!! ? ? pic.twitter.com/n39w3DacOr
— The Official Big Top 40 (@BigTop40) June 27, 2021
先日、テイラー・スウィフトは次に再レコーディングするアルバムは『レッド』になることを明かしていた。
テイラー・スウィフトはソーシャル・メディアで2012年発表の『レッド』が「収録されるはずの30曲を初めて聴いてもらえる」と述べている。『レッド』の再レコーディング・バージョンは11月19日にリリースされる。再レコーディング・バージョンには10分に及ぶ“All Too Well”も収録されると見られている。
「音楽的にも歌詞的にも『レッド』は悲しみに打ちひしがれた人を象徴するものとなっています。全編における感情が最終的には繋がり合って、ひび割れたモザイクにようになっています。過去の思い出の幸せなこと、自由なこと、混乱すること、寂しいこと、打ちひしがれること、有頂天なこと、大胆なこと、苦しまされたことが詰まっています」
「スタジオに入って、違うサウンドと違うコラボレーターで実験をしました。このアルバムへの私の思いが積み重なったからか、みんなが情熱的に一体となって私に歌詞を歌い返してくれる多くの声を聴いてきたからか、それとも単純に時が経ったからなのか、分からないけれど、ここまでで癒やされたものがあったのです」
テイラー・スウィフトは音源の権利を許可なく売却されたことを受けて、2017年発表の『レピュテーション』までのアルバムを再レコーディングすることを明らかにしている。
今年4月にテイラー・スウィフトは2008年発表のセカンド・アルバム『フィアレス』の再レコーディング・バージョンをリリースしている。同作にはマレン・モリスとのコラボレーションとなる未発表曲“You All Over Me”が収録されている。
先日、テイラー・スウィフトは『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』の再レコーディングのプロセスについて「同じだけれど、よりよいものを作ろうとした」と語っている。
「いい時間を過ごしていて、素晴らしくて楽しいアドヴェンチャーになっているの。今のところレコーディングした中で最も楽しかったのは“Love Story”だと思う。というのも、古い楽曲ほど、私の声が10代のもので、昔の自分の楽曲や10代の頃の声を聴いていると、別のシンガーのように感じるのよね」
「だから、よりよくできるんじゃないかと思う曲をもう一度レコーディングしているのが一番楽しいの」
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