ANDY HUGHES/NME

Photo: ANDY HUGHES/NME

モリッシーが、先日行った彼のニューヨークでのライヴに、どのレコード・レーベルも興味を示さなかったことを嘆いている。

モリッシーは6月27日(土)にマディソン・スクウェア・ガーデンでライヴ・パフォーマンスを行い、「素晴らしいひと時だった」と自身のファン・サイトである「トゥルー・トゥ・ユー」に語っている。

ライヴ自体は楽しめたようだったが、モリッシーは「レコード・レーベルはまったく興味がないようだ」ということも認め、レコード会社の人間が誰もライヴを観に来なかったことを示唆し、「悲しい時代だよね」と付け加えている。

モリッシーは現在、新たな所属レーベルを探していると考えられている。昨年8月にモリッシーはハーヴェスト・レコードから契約を解除されたとしてファン・サイトで批判の声明を発表したが、その後、同レーベルは彼のコメントを否定している。

また、モリッシーは今回のライヴでオープニング・アクトを務めたブロンディに敬意を表して、「ぼくらの新しい友人」と紹介したという。

このマディソン・スクウェア・ガーデンでのライヴは、他のトピックでも話題となっていて、モリッシーがヴィーガン向けの食事のみを提供するようリクエストしていたにもかかわらず、一部の客には肉料理が提供されたという。

ライブに訪れた観客の一人、ジェシカ・ピアソンは、VIPのボックス席ではチキンの大皿料理やミートボール、寿司がゲストにふるまわれていたとニューヨーク情報ブログ「ゴッサミスト」で語っている。

「先週末マディソン・スクウェア・ガーデンで行われたモリッシーのライヴに行ったの。モズは誇らしげに、今日はマディソン・スクウェア・ガーデンが完全にヴィーガンになった歴史的な日だと言っていたわ。でも結局のところ、VIP席だけはヴィーガンじゃなかったのよ」

「マディソン・スクウェア・ガーデンでは、自家製のミートボールのミニバーガーやテキサス・スタイルのバーベキュー専門店ヒル・カントリーの牛の胸肉のサンドイッチ、衣がサクサクのチキン・フィンガー、そして新鮮な寿司の盛り合わせが振る舞われていたわ。メイン・フロアにいた友達はヴィーガン・ホットドックを食べていた。客は喜んでいたかもしれないけど、モリッシーはそうはじゃないでしょうね」

マディソン・スクエア・ガーデンは後日、「土曜夜のモリッシーのライヴにおいて、パブリック・エリアのメニューはすべてヴィーガンに変更しましたが、VIPルームには変更を加えておりませんでした。これは私たちの手違いであり、次回はこのようなことが起こらないようにいたします」とのコメントを発表している。

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