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サウンドガーデンの残りのメンバーとクリス・コーネルの妻はソーシャル・メディアの管理をバンド側に戻すことで合意に達している。

今年3月、キム・セイル、マット・キャメロン、ベン・シェパードとマネージャーのリット・ヴェネラスはサウンドガーデンのフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ヴィメオ、YouTube、スナップチャット、タンブラー、トップ・スピン、ピンタレストから排除していると主張していた。

ヴィッキー・コーネルはアカウントのパスワードを変えてしまったことでワシントンD.C.で訴訟が起こされている。

『ピッチフォーク』を通してヴィッキー・コーネルは声明を発表し、ソーシャル・メディアの管理をバンドに受け渡したと述べている。

「現在合意していることと共通のソーシャル・メディアを通して、私の家族はサウンドガーデンの残りのメンバーと共に共通のリスペクトと愛をもってクリス・コーネルと彼の音楽を讃えていきたいと思います」

サウンドガーデンはインスタグラムでファンに「コメントや賛辞、批評」を投稿するように呼びかけているが、バンドメンバーの家族やクリス・コーネルの死に関する陰謀論などについてはコメントしないよう求めている。

サウンドガーデンとヴィッキー・コーネルはここ数年にわたって様々な法廷闘争を繰り広げてきている。2019年12月にヴィッキー・コーネルは「多額のロイヤリティが減らされている」としてサウンドガーデンを訴えており、バンドのマネージャーであるリット・ヴェネラスが自分が遺産管理団体となった2017年以降、彼女に反対する立場をとってきたと主張していた。この件についてはサウンドガーデンの存命中のメンバーが妻が受け取るロイヤリティを減らしている証拠はないという判決が下されている。

ヴィッキー・コーネルは自分の保有している取り分を「途方もなく安い」価格でサウンドガーデンの残りのメンバーが買い上げようとしたとして別の訴訟も起こしている。

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