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ザ・キュアーのフロントマンであるロバート・スミスはモリッシーとのこれまでの経緯について振り返り、その意見の相違について「20年前に起きた架空の確執」だと述べている。

先日、ロバート・スミスはチャーチズのローレン・メイベリーと共に『サンデー・タイムズ』紙のジョナサン・ディーンのインタヴューを受けている。ローレン・メイベリーとロバート・スミスはコラボレーション・シングル“How Not To Drown”について語っているが、最終的なインタヴューには入らなかったアウトテイクをツイッターで公開している。

アウトテイクでロバート・スミスはモリッシーとの確執について語り、ジョナサン・ディーンによれば「インターネットによって諍いが手に負えなくなってしまった」と語っているという。

「モリッシーについては世間からの反発を食らうことになったけど、『それがどうしたものか』と思ったよ。20年前に起きた架空の確執だからね」とロバート・スミスは語っている。

両者の確執は1980年代に『フェイス』誌のインタヴューでモリッシーがロバート・スミスを「恨み節」と評したことに端を発している。ロバート・スミスはその仕返しとして『ファー・アウト』誌で「モリッシーはすぐに自分をなんとかしない限り、うっとうしいものになるね。多分そうなると思うけどさ」

このやりとりはその後20年間にわたって続いているが、ロバート・スミスは『エンタテインメント・ウィークリー』誌の2004年のインタヴューでその経緯について「つまらない口論」だと述べている。

「特にザ・スミスを好きなわけじゃないんだ」とロバート・スミスはジョナサン・ディーンに語っている。「すごく短い間、競争相手だったしね。でも、それ以上に彼らに繋がりを感じないんだ。でも、個人的なレベルで嫌っているわけじゃない。彼らのことは知らないからね」

「会ったこともないので、その後にこうしたでっち上げがあって、僕としては『なんでだ?』と思ったよ。それ以降、こうしたことがどれだけ簡単に手に負えなくなるかを痛感したね。みんな、そういうことにしたいんだよね。そういう安っぽいものを心から求めているんだ」

『サンデー・タイムズ』紙のインタヴューでロバート・スミスはザ・キュアーの次のアルバムが最後になると思っていると明かしている。

「次のザ・キュアーの作品はすごくエモーショナルなんだ。10年間の人生を強烈な2〜3時間に抽出したんだ」と彼は述べている。「他のものはやるとは思えないね。2度とこれはできないよ」

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