GETTY

Photo: GETTY

ノエル・ギャラガーが、オアシスの楽曲“Half The World Away”をイギリスの百貨店ジョン・ルイスの今年のクリスマスCMで使用されたことについて語っている。

ノルウェー出身のシンガーであるオーロラはジョン・ルイスのクリスマス・キャンペーンのためにオアシスの1994年発表のBサイド曲をカヴァーしたことで、多くのオアシスのファンから怒りを買うことになった。

ノエル・ギャラガーは今回のカヴァーについて、この曲が「これから先はずっとクリスマスと関連付けられてしまう」ことを嘆いており、その理由として「よく知られているように、俺はこの時期が好きじゃないんだ」とコメントしている。

このコメントは、ノエル・ギャラガーが12月7日の夜にBBCラジオ2で放送されたジョー・ウィリーによるインタヴューで語ったもので、次のように続けている。「そうは言っても、少なくとも小切手が付いてくる。信じてくれ、これはとても価値があることだよ」

そして、「バカが賢いふりして、ジョン・ルイスのバウチャーで俺を買いに行ったりするなよ。カードに“ノエル(フランス語でクリスマスのこと)”って書いてあるからってな」とも話している。

ノエル・ギャラガーの弟であるリアム・ギャラガーは、兄がオアシスの楽曲をジョン・ルイスのCMに使用を許可した件について「セルアウト」だと非難したと報じられている。

ジョン・ルイスのCMはこちらから。

https://youtu.be/wuz2ILq4UeA” https://youtu.be/wuz2ILq4UeA

同じインタヴューでは、オアシスを解散した時の後悔についても語っている。

ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「(2009年にパリで)オアシスを去る当時、あれはひどい夜だった。いつか下さなければいけない判断だとは分かってはいたけど、それでも俺たちが元通りになる何かを感じた日は1日もなかったんだ。だからどうすればいいかは分かっていた。あれは正しい行動だったんだ、間違いなくね。オアシスの将来に見えていたものは、もっとデカいツアーをやって、もっと金を稼ぐことで、それは素晴らしいことだ。俺はソロになる予定はなかったが、そうしたほうが幸せになるようなめちゃくちゃな有様だったんだよ」

さらに彼はこう続けている。「これは後になって思ったことだけど、俺たちは解散すべきじゃなかった。俺たちが皆で決めたのは、全員が違うことをやって、それからいつか元に戻ろうってことだ。でも全部がだめになっちまったから、もっと違うやり方があったんじゃないかって思うね。といっても、そんなに後悔はしてないけどね」

なお、ノエル・ギャラガーは、ザ・ストーン・ローゼズが最近再結成したことに対して、ザ・ストーン・ローゼズとはバンドがニュー・アルバムを作成しない限り会うことはないだろうと話している。

「イアン・ブラウンが“Champagne Supernova”を歌うところを見てみたいもんだね」と冗談を飛ばし、ノエル・ギャラガーはこう続けている。「もし頼まれれば、そうだね。でも、ライヴに行く予定はしてないんだ。最後になった公演にも行ってないんだ。数回一緒にやったけどね。もし彼らが新しいレコードを作るって言うなら見に行くだろうけど、でも前にも会ってるからね」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ