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ウルフ・アリスはディーザーでの80年代コンピレーションでロキシー・ミュージックの名曲“More Than This”をカヴァーしている。

ウルフ・アリスのエリー・ロウゼルはジェーン・フォンダ出演の2018年公開の映画『また、あなたとブッククラブで』のエンド・ロールで“More Than This”を初めて聴いたと説明している。

「オーストラリアから戻ってくる飛行機の中で未明に眠れない自分がいたの」と彼女は述べている。「『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をみんなで読む年配の女性を描いた映画『また、あなたとブッククラブで』を観始めたの」

「クレジットでロキシー・ミュージックの“More Than This”が流れてきて、惹かれたの。空であの曲を初めて聴いてからずっとカヴァーしたかったの。だから、機会をくれたディーザーと素晴らしいサウンドにしてくれたイアン・ベリーマンに感謝するわ」

ウルフ・アリスが参加した『インバージョンズ80s』にはホリー・ハンバーストーンがカヴァーしたプリンスの“I Would Die 4 U”、CSSがカヴァーしたネナ・チェリーの“Buffalo Stance”、ローラ・マヴーラがカヴァーしたTOTOの“Africa”などが収録される。

ホリー・ハンバーストーンはこのプロジェクトへの参加について「80年代は私に刺激を与え続けてくれる時代なの」と述べている。

「プリンスの“I Would Die 4 Uを選んだのは私の最も好きなアーティストであり、何らかの形で彼に追悼の意を表したかったからです」と彼女は語っている。「美しくシンプルなのに印象的な楽曲で、メロディーが一定なのも大好きなところね。私自身のバージョンをできたことはすごくスペシャルなことで、みんなも聴いて楽しんでくれればと思う」

ローラ・マヴーラは“Africa”について80年代の名曲だとして、「今日自分が書いたような曲で、私の新作のサウンドにもフィットしているの」と語っている。

コンピレーションはこちらから。

ウルフ・アリスはサード・アルバム『ブルー・ウィークエンド』を6月4日にリリースすることが決定しており、“The Last Man On Earth”、“Smile”、“No Hrad Feelings”が公開されている。

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