ノエル・ギャラガーは2011年発表のソロ・デビュー作『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』が「次のオアシスのアルバム」になるはずだったことを明かしている。
『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』は2009年のオアシス解散を経て、2011年10月にリリースされている。
『モジョ』誌のインタヴューでアルバム『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』はソロ・プロジェクトを目的としたものだったかと訊かれたノエル・ギャラガーは次のように答えている。「いや、あれは次のオアシスのアルバムになる予定だったんだ」
「オアシスの最後のツアーで“If I Had a Gun”、“Everybody’s On the Run”、“(I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine”を書いたんだ」と彼は振り返っている。
「“AKA… What a Life!”が最後に書いた曲だった。あれがソロ・アーティストとしての自分の誕生だったんだ」
ノエル・ギャラガーはオアシスの最後の時期にメンバーが音楽的実験をしようとしなかったことにフラストレーションを感じていたと語っている。
「リアム・ギャラガーをこき下ろしているように聞こえないようにこれを言うのは難しいんだけどさ。あいつの音楽的趣味は俺よりも保守的だったんだよね」とノエル・ギャラガーは語っている。「文字通り、ザ・ビートルズやジョン・レノンを聴いているからね。そういうことだよ」
彼は次のように続けている。「2000年発表の『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』をやっていた時にプロデューサーのスパイク・ステントがドラム・マシーンを持ち出してきたんだけどさ。俺は言ったんだ。『あいつが40分で来るから、部屋からそれを出しておいたほうがいい。怒るだろうからね。光るライトを見ると、怒り出すからね』ってね」
ノエル・ギャラガーはオアシスが「大きなブランド」で「そこから外に踏み出すのは難しかった」とも語っている。
「ボーンヘッドもギグスもバンドを脱退した理由を言ったことはないけど、でもあいつらは『音楽が変わってしまった。昔と違う』と思ったんだと思う」
「でも、俺は満足できなかったんだよ。バンドメンバーに曲を聴かせる時はやつらを立たせて『素晴らしい』と言わせなきゃいけないんだけどさ。誰かが気乗りしなくて、それがシンガーだった時には忘れたほうがいい。実現しないからね。親の愛情みたいなものだよね。人を喜ばせるためにやるんだ」
先日、ノエル・ギャラガーはオアシスを再結成する価格について1億ポンド(約150億円)だと語っている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.