セイント・ヴィンセントは一度テイラー・スウィフトに料理を教えてもらったものの、その後の自分の出来がひどくて、いまだに友人にからかわれていることを明かしている。
セイント・ヴィンセントはジェシー・ウェアによるポッドキャスト『テーブル・マナーズ』に出演してその顛末を語っており、テイラー・スウィフトから料理の機会に招待されたいきさつを説明している。
「一つ話があるの。確か2015年だったと思うんだけど、テイラー・スウィフトにステーキとアスパラガスとカリフラワーの料理を教えてくれるために呼ばれたことがあったの」とセイント・ヴィンセントは振り返っている。
「そういうことをしてくれるのが素敵なところよね。なんでかは分からないけど、私が料理をできないことを知っていたのか分からないけど、『この人を助けてあげないと』と思ったのかもしれない」
「だから、どうしてそうなったのかは分からないけど、家に呼んで、やり方を教えてくれたの」
セイント・ヴィンセントはテイラー・スウィフトに教えてもらった調理方法を再現しようとしたものの、計画通りには行かなかったという。
彼女は次のように説明している。「話は飛んで数カ月後になるんだけど、ローレル・キャニオン・スタジオにいた時に『友人が何人か来るから、テイラーに教えてもらった料理を作ってみよう』と思ったの」
「今もその友人たちにはからかわれるんだけど、『生で硬いカリフラワー』とか『ホッケーのパックのようなステーキ』とか言われたわ」
「その友人たちには接客業で働いている人もいて、料理の仕方を知っているのよ。食材の食べ方もね。『こっちへ来て』と言われたら、ロウソクが点いていて、すべてが素晴らしい体験になるっていう、そういうやり方を知っている人だったの」
「自分にはまったくそういうことはできなかった。ひどい料理を作ってしまって、いまだにからかわれる」
食習慣についてセイント・ヴィンセントは母と継父、2人の姉と自分は経済的に貧しかったから「ひどいもの」を食べて育ってきたと説明している。
「大恐慌時代の配給食みたいなものを食べていたの。全部缶詰だった」
「大きな肉の塊とその横には缶詰というね。どうしてだかは分からないけど、常に苦しい生活費で食べてきた。食べさせ続けてくれたことには母と継父に感謝しているけれど、ひどいものを食べてきた」
「一度、コストコみたいな大量買いができるサムズ・クラブというところに行ったんだけど、クランチ・バーとスニッカーズのバーが24個入ったパックを買えただけで、ものすごく嬉しかった。2日間、それを食べ続けたわ。ひどいものを食べていたのよ。なんで今も生きているのか分からないわ」
セイント・ヴィンセントは5月14日に通算6作目となるニュー・アルバム『ダディーズ・ホーム』をリリースしている。
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