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ノエル・ギャラガーはUKで多くのライヴハウスが失われていることへの落胆の意を表している。

ノエル・ギャラガーはスカイ・アーツで放送されている全3編のドキュメンタリー『ザ・ライヴ・リヴァイヴァル』で音楽業界のビジネスはちゃんと支援されていないと語っている。ここ10年でUKのライヴハウスの3分の1が閉店している。

「音楽ビジネスについて誰も何も言う兆候もなかっただろ」とノエル・ギャラガーは予告編で語っている。

「全部スポーツとか、公園に出かけることとかでさ。音楽については一体どうなっているんだよ?」

彼は次のように続けている。「音楽が最も重要なものなんだ。人々は音楽で暮らし、呼吸をしているんだよ」

音楽業界の人物のインタヴューなどで構成される『ザ・ライヴ・リヴァイヴァル』は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けたUKの地元のライヴハウスを追ったものとなっている。最大550のライヴハウスが閉店の危機にさらされている。

ドキュメンタリーではロンドンの100クラブ、ブリストルのセクラ、グラスゴーのキング・タッツ、ノッティンガムのロック・シティといった著名なライヴハウスも取り上げられている。

デヴィッド・グレイは新型コロナウイルスの感染拡大で「音楽業界がどのように回っているかについて政府レベルでの理解の欠如」を明らかにしたと述べており、スキンのスカンク・アナーシーは「地元のバンド」を応援しなければ、現在の「ロック経済」は崩壊するだろうと語っている。

ドキュメンタリーには他にポール・ウェラー、スリーフォード・モッズ、エイミー・マクドナルド、マムフォード&サンズのベン・ラヴェット、セックス・ピストルズのグレン・マトロック、ザ・フラテリス、ポーリン・ブラック、トム・グレナン、フランク・ターナー、ジェイムスらが出演している。

先日、ノエル・ギャラガーはオアシスは再結成すべきではないと語り、オアシスの伝説は「もはや変えられない」としている。

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