スポティファイの共同創業者であるダニエル・エクは先週18億ポンドでのアーセナル買収が失敗に終わったものの、依然として買収に興味があると報じられている。
人生を通してのアーセナル・ファンとして知られるダニエル・エクは現地時間5月15日に彼のアーセナル買収の提案は現在のオーナーであるクロエンケ・スポーツ&エンタテインメントに断られたことを明かしている。
「今週、ジョシュ・クロエンケとその投資家たちにファンがオーナーシップを持つことや取締役会への代理参加といったゴールデン・シェアを含む提案を行ったんだ」とダニエル・エクはツイートしている。
「彼らはお金を必要としているわけではないと返事をしてきたよ。彼らの決断は尊重するけど、状況が変わって買収可能になったら、依然として興味は持っているんだ」
一方、クロエンケ・スポーツ&エンタテインメントはアーセナルを売却するつもりはなく、いかなる提案も受け入れないことを明らかにしている。
『スカイ・スポーツ』は買収合意に至らなかったものの、ダニエル・エクは「アーセナルを買収して、クラブ運営にあたってファンに有意義な発言力と影響力を与えたいと考えています」と報じている。
ダニエル・エクの買収案はティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエラ、デニス・ベルカンプといったアーセナルの伝説的選手も賛同しており、ティエリ・アンリは次のように述べている。
「このクラブはファンのものなんだ。クラブが好きだし、死ぬまで支えていくつもりだけど、しかし、今回起きたこと、破綻したリーグに参加しようとしたことは受け入れられないね。まったく理解できないね」
先日、スポティファイは12の国と地域で月額利用料をいくつかのプランで値上げしている。
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