ノエル・ギャラガーはオアシスのキャリアを代表する名曲“Wonderwall”をあんまり気に入っていない理由について語っている。
“Wonderwall”はスポティファイでの再生回数が10億回を突破した初の90年代の楽曲となっている。『モジョ』誌のインタヴューでそれについて尋ねられていたノエル・ギャラガーは「知らなかったよ。信じられないね」と語っている。
「“Wonderwall”は最も気に入っていない曲の一つなんだよね。戻って変えられるなら、名刺代わりには別の曲を選ぶだろうね。多分、“Some Might Say’”になるかな」と彼は続けている。
そこにはセカンド・アルバム『モーニング・グローリー』の制作状況が関係しているとノエル・ギャラガーは説明している。
「『モーニング・グローリー』のレコーディングはそれも好きじゃないんだ。デモを作らなかった唯一のアルバムだからね」
「ツアー中に曲を書いて、スタジオに行ったら完成させようと考えていたんだけど、その時間がなかったんだ」
「“Cast No Shadow”は半分しか書けていないんだ。“‘Wonderwall”も“Morning Glory”もね」
同じインタヴューでノエル・ギャラガーはオアシスの決定的なヒット曲の一つとなった“Wonderwall”をリアム・ギャラガーも嫌いだったと語っている。
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガー、どちらがその曲を歌うか常に分かっていたかと訊かれたノエル・ギャラガーは次のように答えている。「命令を押し付けたのは唯一“Wonderwall”と“Don’t Look Back In Anger”の時だけだね」
「それで、俺は『どっちかを歌え。両方はなしだ』と言ったんだ。あいつは“Wonderwall”を嫌いだったんだよ。トリップホップだと言ってね。トリップホップを聴いたこともない奴が言ってたんだ」
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