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スワーヴドライヴァーのフロントマンであるアダム・フランクリンは、ザ・リバティーンズのフロントマンのピート・ドハーティと香港のホテルでのアフター・パーティで口論になり、相手を殴ったことを認めている。

11月28日、この2人の間にトラブルが起きたという噂が先日からネット上で流れている。ザ・リバティーンズはニュー・オーダー、ダミアン・ライスらと共にクロッケンフラップ・フェスティヴァルに出演するため香港に滞在していた。

『NME』の取材に対し、アダム・フランクリンはパーティでピート・ドハーティから挑発を受け、彼を「ぶん殴った」と認めている。

口論の内容について、アダム・フランクリンは次のように述べている。「九龍にあるWホテルのバーは土曜の夜、閉店時間だった。そこで誰かが小さなアフター・パーティを続けていた僕のホテルにザ・リバティーンズのピート・ドハーティと他の何人かを呼んだんだ」

「ピート・ドハーティがやって来ると途端にその部屋は騒然とし始めた。何の騒ぎたったのかって彼に聞いてみるといい。まあ彼は全然覚えていないはずで、もし何かを彼から聞き出せたらすごいラッキーだと思う。そして、彼は僕がゲイリー(ザ・リバティーンズのドラマー)や他の2、3人と会話しながら座っていた方へ部屋を横切ってきたんだ」

アダム・フランクリンによれば、ピート・ドハーティが「突然、殴りかかってきて外した。僕は立ち上がって彼をぶん殴った。それだけさ。ゲイリーはいいヤツだから、彼を介助しながら部屋の外へ連れ出したよ。ピート・ドハーティは『アイツが僕を殴った! アイツが殴った!』って叫んでた。でも、周りのみんなは、実際は彼が最初に僕に殴りかかったんだって言ってくれた」

「僕は『お前があの有名なピート・ドハーティか?』って彼の前に立ちはだかって言ってやったよ。みんなが彼を引きずり出す前にね。部屋にいたみんなは面白がっていたよ。彼にとっちゃ逆だったろうけど。でも、他に何て言えばよかったんだい? 彼はまだ僕に自己紹介さえしてなかったんだぜ」

アダム・フランクリンはこう続けている。「人は評判に左右されるからね。1対1の判断ではないさ。だけど、何の理由もなく無差別に誰かに襲いかかったら、ぶちのめされて当然だよな」

「彼はファンにとっては本当に偉大なんだろうけど、僕だって彼の大ファンだったかもしれない。いや、実際は違うよ。僕は彼のことを呆れるくらいダメで見せかけだけのヤツだと思ってる。ただ、あの場でその可能性はありえたわけで。そう考えると、ヤツの落ち度だよな。彼には頑張ってもらうしかないよ」

ザ・リバティーンズの代理人は香港で事件が起きたことを『NME』に認め、次のようにコメントしている。「香港のライヴの後でアドレナリンが高まっており、不幸な口論/誤解が生じたが、怪我人はなく、事件後すぐに謝罪がありました」

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